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「集団訴訟しかない」非ジャニーズ被害者が憤激!救済申請に事務所は「線引き決めれず」の姑息回答
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.24 06:00 最終更新日:2023.10.24 06:00
旧ジャニーズ事務所(現・SMILE‐UP.)への所属経験がないにもかかわらず、故・ジャニー喜多川氏の性加害に遭ったことを本誌で告発した元俳優A氏(55)。それにより、「非ジャニーズ」の性被害者の存在に注目が集まった。「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の平本淳也代表によると、A氏ら非ジャニーズの役者だけでなく、テレビスタッフや音楽関係者からも被害の相談が寄せられているという。
10月中旬、A氏が被害者救済委員会の補償受付窓口に申請すると、非ジャニーズは同事務所に直接連絡するよう指示されたという。A氏が電話し、被害の一部始終を伝えると、補償対象になるかを検討して1週間後に結果を知らせると回答された。
そして同月下旬、A氏のもとに電話がかかってきて、こう告げられたという。
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「毎日会議をしていますが、補償対象の線引きで揉めていて、決定できていません」
この言葉を聞いたA氏の胸には怒りが渦巻いた。
「私が性被害を、ここまで詳しく他人に語ったのは初めて。なのに、まだ補償されるかどうかもわからない。私は切り捨てられるのですか」
じつは、「所属していなかった」ことを理由に、“弾かれた”被害者がすでにいるという。「当事者の会」の一人、二本樹顕理(にほんぎ・あきまさ)氏はこう明かす。
「補償を申請したのに、『過去に所属していなかったため対象外』という回答を受け取った被害者からの問い合わせが多く来ています。非ジャニーズだから補償しないなんてことは許されません」
A氏は、適切な救済がなされなければ、「非ジャニーズの被害者たちによる集団訴訟も辞さない」と力を込める。
「長年苦しんできた被害者は、被害の事実を認められてやっと解放されたという思いになるはず。対話を拒否するなら、法に訴えるしかない」
不当な線引きで救われないという、新たな被害を生んではならない。
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