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【写真多数】“不動産は裏切らない”旧ジャニーズ不動産「超一等地リスト」ジュリー氏自宅は5億円、軽井沢にも別荘が

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.26 06:00 最終更新日:2024.10.17 15:18

【写真多数】“不動産は裏切らない”旧ジャニーズ不動産「超一等地リスト」ジュリー氏自宅は5億円、軽井沢にも別荘が

SMILE-UP.本社ビル(港区赤坂9丁目) 約17.6億円(写真・共同通信)

 

 10月17日をもって「SMILE-UP.」として再スタートを切った旧ジャニーズ事務所。だが、故・ジャニー喜多川氏から性加害を受けた被害者で作る「ジャニーズ性加害問題当事者の会」は今後、補償を求めていく方針を示している。

 

「10月2日におこなわれた旧ジャニーズの会見で、被害者救済委員会に478人が申し入れ、そのうち325人が被害を申告し、補償を求めていることが明らかになっています」(芸能ジャーナリスト)

 

 スポンサーやテレビ局から所属タレントの契約解除や出演辞退が相次ぐなかで、補償は今後、莫大になることが予想される。だが前社長で、新会社では取締役を務める藤島ジュリー景子氏は、心配していないはずだ。

 

 

 同社は非上場のため、資産は非公開だ。だがその額は1000億円超ともいわれ、渋谷や赤坂などの一等地に、本誌の確認だけでも20軒近くの不動産を所有しているからだ。

 

「ジャニー氏と、その姉でジュリー氏の母である藤島メリー泰子氏はアメリカで生まれ、日本で敗戦を迎えました。貧しくつらい思いをし、“現金よりも不動産のほうが裏切らない”という考えにいたったようです」(制作会社幹部)

 

 きょうだいが、現在も多数の不動産を持つ港区に進出したのは、約50年前のことだ。

 

「メリー氏が占い師に見てもらったところ、『六本木方向に光が見える』と言われたそうです。現在のANAインターコンチネンタルホテル東京の近くに本社があったときには、いちばん上の階までのエレベーターがなく、途中から階段で登らないといけなかったのを覚えています」(同前)

 

 今回、旧ジャニーズの所有不動産の価格を査定した不動産関係者は、物件の買い方に感心して語る。

 

「当初は、競売や差押え物件などを、手堅く買い叩いて購入していたようです。10年ほど前から、新築物件を購入するようになっていますね。いずれも、値崩れしづらい一等地ばかりです」

 

 そんな優良物件を、旧ジャニーズはどのように手に入れたのか。都市銀行の幹部行員が語る。

 

「旧ジャニーズの所有不動産は、みずほ銀行本店営業部の直轄案件といわれています。駅に近くて築浅、さらにコンクリート打ちっぱなしで窓面積が広い物件が特徴です」

 

 旧ジャニーズは、それを関連会社や藤島家、家族企業の名義で購入している。

 

「オフィスビルの優良物件の場合、売り手側が評価額に数年ぶんの利回りにあたる額を上乗せし、買い手がローンを積み増さなければならないケースが多いんです。銀行側にとってはリスクなので、旧ジャニーズのように、無借金で現金が潤沢な企業は、交渉が有利に進みます。実際、みずほ系の不動産会社と港区内のビルの買収でバッティングしたとき、当時の頭取の判断で、旧ジャニーズに売却を決めたことがあります」(同前)

 

 不動産で築き上げた“王国”は、この苦境をも持ち堪えるのか。

 

【旧ジャニーズやジュリー氏が保有する不動産】

 

(1)A-HOUSE(港区赤坂7丁目) 約5.7億円
2014年に倉庫として建てられた地上8階建てのビル。常にシャッターが閉ざされ、入居者の表札も出ていないため、正確な用途は不明だ

 

(2)J-HOUSE(港区赤坂7丁目) 約20億円
子会社のブライト・ノート・ミュージック(旧ジャニーズ出版)が所有する、A-HOUSEに隣接しているビル。1992年築

 

(3)旧本社ビル(港区赤坂8丁目) 約10億円
1998~2018年に本社として使われ、現在は関連会社が入居する。以前は、バブル期に話題を呼んだ「レイトンハウス」の本部だった

 

(4)本社ビル(港区赤坂9丁目) 約17.6億円
2018年にソニー・ミュージックエンタテインメントから購入し、子会社の本社機能が集まる。旧社名の看板撤去時には注目を集めた

 

(5)駐車場(港区赤坂8丁目) 約3億円
旧本社ビルのすぐ近くにある約180平方mの駐車場。騒動前までは所属タレントの新作CDや出演番組、舞台などの看板が出ていた

 

(6)某ビル(港区六本木5丁目) 約84億円
築60年近いビルで、藤島メリー泰子氏が1971年に上層階の一室を取得。現在は、藤島ジュリー景子氏の娘名義になっている

 

(7)つづきスタジオ(港区麻布十番4丁目) 約2億円
直営のスタジオで、ジュニア(旧ジャニーズJr.)のレッスンや撮影などがおこなわれ、一般向けにも貸し出されている(個人利用はNG)

 

(8)パークレーンアネックス(港区神宮前2丁目) 約9億円
ジュリー氏が所有するビルで、かつては土地はメリー氏名義だった。以前は、隣のより大きなビル「パークレーン」も所有していた

 

(9)パークウェースクエア1(渋谷区神南1丁目) 約35億円
(10)パークウェースクエア2(渋谷区神南1丁目) 約45億円
(11)パークウェースクエア3(渋谷区神南1丁目) 約60億円
神南エリアに、瀟洒なオフィスビルを3棟所有。パークウェースクエア3には、NHKが簡易スタジオや編集ルームとして3フロアほど間借りし、旧ジャニーズに年間2億円以上もの賃料を支払っているといわれる

 

(12)ミタケタワー(渋谷区渋谷1丁目) 約6.9億円
2012年に新築され倉庫・車庫として使用。コンサートグッズの企画制作や販売をおこなっている株式会社エム・シィオーが所有している

 

(13)ミヤマスタワー(渋谷区渋谷1丁目) 約12.5億円
地下1階に「ジャニーズファミリークラブ」が入るファンの聖地だったが、現在は取り壊されて別の建物が建設中のため、評価額は土地のみで算出

 

(14)MTBビル(渋谷区渋谷3丁目) 約73億円
12階建てのビルには、旧ジャニーズの関連会社が多く入居。レッスン場も設けられているため、出待ちスポットと化している

 

(15)東京グローブ座(新宿区百人町3丁目) 約25億円
700人以上の観客を収容できる劇場。所属タレントたちが、ミュージカルなどの公演をおこなうホームグラウンド的な存在だ

 

(16)エクシブ箱根離宮(神奈川県足柄下郡箱根町) 約3800万円
株式会社リゾートトラストが管理・販売をおこなう会員制リゾートホテルで「離宮」はハイグレードタイプ。数部屋の所有権を持つ

 

(17)ジュリー氏の自宅(都内) 約5億円
高級住宅街に建つ低層マンションの一室を、2011年に新築で購入。某人気マンションシリーズで約200平方mという広さ

 

(18)ジュリー氏のハワイの別荘(ハワイ・ホノルル) 約5.5億円
トランプタワーの高層階にあるコンドミニアムを所有していることを「週刊文春」が報道。オーシャンビューの角部屋で190平方m

 

(19)軽井沢のジュリー氏の別荘(長野県北佐久郡軽井沢町) 約3000万円
2007年に低層マンションの一部を所有。アウトレットで賑わうエリアとは逆のエリアに位置し、軽井沢駅からも近い

 

(20)東山紀之の自宅(都内) 約9億円
新社長が住むのは高級住宅街に建つ地下1階、地上3階の豪邸。妻である木村佳乃の家族が所有。常時、警備員が目を光らせている

 

写真・梅基展央

( 週刊FLASH 2023年11月7日号 )

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