「上の双子は8才で、下の子は6才なんですよ。毎日もう大変で……」
おしゃべりが止まらないのは、パリ在住の女優・杏だ。7月26日、NHKの『開幕式直前スペシャル』に、内村航平と、NHK松山の宮本真智アナウンサーと共に生出演し、パリの魅力や五輪の様子を伝えた。
冒頭の“子煩悩”発言は、生放送の帰りしなに宮本アナに話しかけていたセリフ。パリに住む杏と、松山で活動する宮本アナ。当然、初対面のはずだが、すぐに打ち解けたようだ。現地で彼女らを見かけた観光客はこう語る。
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「杏さんだけ、男性陣と並んでも背が高いのですぐにわかりました。スタイルがいいですし、在住期間が長いから、パリの街に1人だけ溶け込んでいて(笑)。
対照的だったのは内村さん。スタッフの人について行ってましたが、終始ピリピリムードで、誰とも話さずむすっとしてるんです。体操界のスターだからか、道案内されて当然、といった感じで、スタスタと進んでいってしまう。やたらと周囲をキョロキョロしていて、パリが物珍しかったのかもしれません」
ピリピリした内村と、朗らかな杏たちがスタッフに連れて行かれたのは、生放送の現場となったトルカデロ広場から徒歩数分の高級ホテルだった。
一度トイレに入り、衣装から着替えた杏と内村。杏がトイレから出てくると、それまでのベージュのジャケット姿から、“パリジェンヌ”らしい真っ黒ドレスに着替えて出てきた。
「スタッフの人たちが『あら!お美しい!』と親しげに話しかけていましたよ。
杏さんたちが入っていったのは、ブランチだけで2万5000円以上する超高級ホテル。杏さんらはそこでランチをしていたようで、出演者ら4〜5人で円卓を囲んでいました。庭にテラス席もあるんですが、VIP待遇だからか、広々とした室内に1組だけ。しかも外から見えないようにカーテンもぴっちり閉めていました。
そこでも杏さんは子供の話ばかり。逆に内村さんは、やはり黙々と食べ続けていました」(同前)
カメラが回っていなくとも、杏の持つ優雅な雰囲気はそのままだったようだ。
( SmartFLASH )