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NHK局員に聞く「地方局女子アナ」次期エースは!? 3位は元「きものクイーン」、2位は「11歳からタレント活動」、1位は新潟放送局の23歳!

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2024.09.13 06:00 最終更新日:2024.09.13 06:00

NHK局員に聞く「地方局女子アナ」次期エースは!? 3位は元「きものクイーン」、2位は「11歳からタレント活動」、1位は新潟放送局の23歳!

左から2位の岩﨑果歩アナ(仙台)と3位の姫野美南アナ(福岡)

 

 わずか3年で東京に抜擢された和久田麻由子アナに続くのは――現場とウラを知る局員100人が次にブレイクするアナを本音で投票。その結果を大公開!

 

「多くの地方局を持つNHKですが、全国中継される番組は東京にあるNHK放送センターで制作されることがほとんど。東京アナウンス室に在籍することは、花形アナウンサーになるために必須の条件なのです」

 

 ある大手広告代理店関係者がこう語る。新人アナウンサーが東京に異動となるまでには通常、2つの地方局を経験する必要がある。たとえば、いまや局のエースである桑子真帆アナの初任地は長野で、広島を経て、入局から5年で東京に異動になっている。

 

「現在『ニュース7』を担当している副島萌生アナは大分、名古屋を経てわずか3年で東京に異動しています。さらに異例なのは和久田麻由子アナで、初任地の岡山のみで、3年で東京に呼ばれているんです」

 

 地方局で新人アナたちは、地域に愛される存在になるべく研鑚を積み、同時に職員たちと人間関係を築いていく。

 

「女性アナウンサーは地方局の『顔』ですから、赴任地が同じ職員たちはもちろん応援します。また、出身大学などの繋がりから、自分の『推し』を決める伝統もありますね」(ある局員)

 

 本誌は、大手広告代理店がNHK局員にアンケートを取って作成したランキングを入手した。質問は、「現時点で地方局に所属し、ブレイクが期待される女性アナは誰か」。

 

 男性職員30名、女性職員20名、そして外部制作スタッフら50名の計100名に女性アナウンサーを5人挙げてもらうとともに、そのなかで自身の“推し順”を1位から5位まで決めてもらった。そして1位=5P、2位=4P……5位=1Pと点数をつけ、合計点でランキングした。

 

「NHKはオンデマンドやイベントなどのビジネスを強化しており、クライアントからの需要が高まっています」(前出・代理店関係者)

 

 

 1位に輝いた新潟放送局の山下佳織アナは、2023年入局の23歳。大学在学中に気象予報士試験に合格、おもに『THE TIME,』などTBS系の番組に出演し、すでに全国的に顔と名前が知られていた。

 

「初任地の札幌放送局からわずか1年で新潟に異動させたのは、“次期エース候補”として早く東京アナウンス室に上げようという局の意図が感じられます」(NHK職員らの回答より。以下同)

 

「2024年1月の能登半島地震の際は、金沢放送局へ『応援派遣』され、新人ながらニュースを担当。気象予報士や防災士としての知識をちりばめながら、沈着冷静に石川県民に語りかけたことが評価されている」

 

 2位は仙台放送局の岩﨑果歩アナ。2020年入局の27歳で、「椎名もも」という芸名で11歳からタレント活動。大学1年生のときに芸能活動を引退し、学生キャスターとして活動した。

 

「元タレントとはいえ、スレたところはなく初任地の富山でも人気者でした。その間、海外取材中の中川安奈アナの代打として、全国放送の『サンデースポーツ』の進行を務めて話題になりました」

 

「今年の4月から仙台勤務になり、さっそく4月末の全国放送『あさイチ』で宮城の魅力を伝えてくれました」

 

 3位は、2019年入局の27歳、福岡放送局の姫野美南アナ。体育会水泳部出身で、在学中にフジテレビのアナウンススクールに通い、彼女も学生キャスターを経験。「きものクイーンコンテスト」のグランプリを獲得している。

 

「個人的には、今年東京に異動するのでは? と思っていました。福岡ではおもにニュース番組を担当しており、書道の高等師範、着付けの師範だけあって背筋が伸びていて、テレビ映えします」

 

 4位の佐藤茉那アナは2020年入局。なんと、佐藤アナまでの上位4人が慶應義塾大学卒業という事態となった。

 

「この4月に熊本から広島に異動して、中国ブロック全域に放送される朝のニュース番組『おはようちゅうごく』を担当しています。4時前に起床するそうで、なんでも目覚まし時計を20個もかけているそうです。中高で無遅刻無欠席だったそうで、そんな生真面目な一面も魅力です」

 

■5位の斎藤アナは『いだてん』水泳選手役

 

 5位には、初任地の青森で活躍する斎藤希実子アナ。

 

「大学在学中の2019年、NHK大河ドラマ『いだてん』に水泳選手役で出演しています。本人も一時は、女優として活動することを考えたそうです」

 

 6位の山田真夕アナは斎藤アナと同期で、現在は、山形放送局の愛されキャラだ。

 

「花笠まつりでは、地元の人に交じって花笠音頭を踊っているんです。もともとダンス経験があるそうですが、なんとか地元に馴染もうと努力しているんだと思います」

 

 7位の嶋田ココアナは元「ミスセブンティーン」ファイナリスト。NHKでは珍しい“アイドルアナ”的存在だ。

 

「初任地の長崎では、ニュースを読む際に黒縁メガネ姿でクールに登場し、局内をザワつかせていました。昨年からは出身地の兵庫に近い大阪放送局に赴任し、大学の同級生の読売テレビのアナウンサーと結婚。大阪暮らしを満喫しているようです」

 

 8位の川﨑理加アナは、2024年9月1日付で東京アナウンス室から国際放送局に異動したばかり。アンケート実施のタイミングと重なったからか、異例のランクインとなった。

 

「一時は局内で“ポスト和久田”と呼ばれた逸材なのに、いつの間にか出番が減少しました。TOIEC満点の語学力があるのが異動の理由かもしれませんが、再び東京アナウンス室に戻って本格ブレイクしてほしい逸材なんです」

 

 9位は大阪放送局の石橋亜紗アナで、今回最年長の32歳。

 

「石橋アナは、関西地区ではお馴染みのアナウンサーです。ずっとニュース畑ですが、ダンスが得意で、局内の飲み会でも踊ってくれたりする気さくな人ですよ。同僚アナと結婚してしばらく産休に入っていますが、復帰後は仕事の幅が広がり、さらに人気を獲得しそうだなと思っています」

 

 10位は一転、2024年入局の田口詩織アナとなった。

 

「キュートで小動物みたいな容姿で、福島放送局は田口アナの初鳴きまでを密着する力の入れよう。親目線で見てしまう職員も多いようです(笑)」

 

 2023年10月に本誌で紹介したランキングで上位に入った宮﨑あずさアナ、浅田春奈アナ、安藤結衣アナ、大谷舞風アナ、野口葵衣アナは、2024年4月に東京へ異動を果たしている。だが、花形アナへの道は、ここからが本番なのだ。

( 週刊FLASH 2024年9月24日・10月1日合併号 )

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