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番記者が書く「貴乃花との30年」見よ、鬼の相撲道

芸能・女子アナ 投稿日:2018.04.15 16:00FLASH編集部

■サッカー界との深いつながり

 

 貴乃花親方といえば、「相撲道」という言葉に象徴されるように、相撲だけに邁進する、ストイックな面ばかりが強調されて報じられている。だが、なかなかの多趣味・多才でもある。

 

 まず、カラオケは大好きで、その歌唱力はなかなかのものだ。バイクの大型免許も取得していて、ハーレーダビッドソンを運転するバイク通でもあり、ワインや葉巻にも精通している。

 

 じつは日本サッカー界でも有名人だ。

 

「(元フランス代表で現在レアル・マドリードの監督でもある)ジダンはね、相撲をさせても素晴らしい成績を残すと思います。あの腰の据わったプレースタイルはすごいから」と目を輝かして話すほど、サッカー好きなのだ。

 

 だからか、サッカー界との繫がりは深い。日本サッカー協会がおこなっている社会貢献事業「こころのプロジェクト」には「喜んでご協力します」と、何回か教壇にも立っている。2011年10月に訪れた福井県越前市では、中学生たちと長靴を履き泥だらけになりながら、田んぼでの体験授業をおこなった。

 

 相撲の世界では切っても切れない「タニマチ」を自分の部屋からなくしたのも、このサッカー界がヒントだった。“カネを出すぶん、口も出す”タニマチに代わって、後援会・サポーター制度を充実させた。

 

 貴ノ岩、貴景勝、貴源治、貴公俊。9人の力士が所属し、4人が関取。これは相撲部屋として胸を張れる。かつては「弟子を一人も育てられない」と揶揄されたが、質も量も群を抜く稽古と、ほかの部屋とは群れないその方針で、批判を払拭してきた。

 

 今回の横綱による傷害事件への親方の対応は批判された。しかし、すべては貴ノ岩を守り抜くための行動だった。貴ノ岩は被害者でありながら番付を降格され、故郷・モンゴルでは「日馬富士を引退に追い込んだ」とブーイングを浴びせられている。

 

 相撲協会理事会で執行部を前に厳しい表情を見せたとき、テレビインタビューに応じ、「(貴ノ岩は)あまりにも可哀想だ」と言い切ったとき、1日の貴ノ岩と同席した囲み会見を即座に打ち切ったときーー。

 

 そのときどきの目に宿る力は、稽古場で見せる、あの鬼の形相と同じものだったことを、私は記しておきたい。

 

久保武司
1964年、東京都生まれ。法政大学文学部卒業。1988年、産経新聞社入社。「夕刊フジ」、「サンケイスポーツ」などでスポーツ報道を担当。貴乃花親方は15歳の入門時から取材。1993年からサッカーJリーグ、サッカー日本代表を取材。W杯初出場時から5大会連続現地特派員を務める。夏季、冬季五輪取材も多数。スポーツ界以外にも人脈を持つ。現在、「夕刊フジ」編集委員。

 

(週刊FLASH 2018年3月27日・4月3日合併号)

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