芸能・女子アナ
中山美穂の妹「中山忍」ライバルが姉とは言えなかった
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.30 06:00 最終更新日:2018.04.30 06:00
中山忍(45)が1988年にデビューしたとき、すでに姉・美穂(48)はトップアイドルだった。
「だけど私は、ラジオ番組に出演しても『はい』『いいえ』『そうですね』しかしゃべれなくて。スタッフさんに『忍ちゃん、ラジオは20秒黙ってると事故なんだよ』と言われるダメなコでした。歌は歌詞が覚えられないし(笑)。
取材では必ず姉のことを聞かれるから、ひねくれてる部分もあったかな。『ライバルは誰?』と質問されて『姉です』と答えてほしいんだろうなって思うんですけど、そう言うのがイヤで。若かったですね」
転機は、1992年のドラマ『刑事貴族3』(日本テレビ系)出演だった。
「それまでできなくても許されていたことが、許されない現場だったんです。瞬きしないとか、語尾までしゃべるとか、基本的なことから叩き込まれて。水谷豊さんや地井武男さんたち先輩方に、芝居のおもしろさ、厳しさをギュッと教わりました」
女優に目覚め、3年後には各種映画祭で賞を獲った。
「ご飯に行ったり、姉とは仲いいですよ」
わだかまりは、もうない。
なかやましのぶ
1973年1月18日生まれ 1988年、ドラマ『オトコだろっ』(フジテレビ系)でデビュー。現在は女優として、ドラマや旅番組などで活躍する
(週刊FLASH 2018年3月27日・4月3日合併号)