芸能・女子アナ
アイドル「虹コン」に盗撮セクハラ…ピクシブ社長を直撃
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.28 16:00 最終更新日:2018.05.28 16:25
「私にとって永田さんは絶対に逆らえない存在でした。でも、あんな事件が起きるとは思ってもみなかった……」
声を震わせて話すのは、アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(通称・虹コン)の元メンバー・Aさんだ。
「永田さん」とは、アニメやマンガファンがイラストを投稿し合うSNS「pixiv」を運営するピクシブ株式会社(以下ピクシブ)代表取締役社長である永田寛哲氏(39)のこと。開成中高、東京医科歯科大学歯学部と華々しい学歴を持つITエリートだ。
永田氏は、ピクシブを売上高30億円以上を誇る企業に育て上げ、会社の事業としてアイドルのプロデュースを展開。2014年7月の結成から2017年末まで虹コンの総合プロデューサーを務めた。
しかし、その裏でAさんは、永田氏からセクハラ行為を受けていた。たとえば、永田氏は当時未成年のAさんに、「添い寝」を強いている。
「活動などに悩んでいた私は、京都に旅行に行きたいと永田さんに相談しました。『一人旅はダメだけど、僕がつき添いでいくならいいよ』と言い、チケットと旅館を手配してくれた。でも旅館に着くと、相部屋だった」
その後Aさんは脱退。だが、2018年1月6日、永田氏から翌7日の虹コンのライブに招かれ、現在住む地方から上京。用意された宿泊先は、彼が妻子と住む都内の自宅マンションの客間だった。
「夜、入浴しようと脱衣所に入ると、ハンガーフック型の隠しカメラを見つけて……。でも、夫婦関係を壊してはいけないと思い、できるだけ映らないように入浴しました。
翌日には、別の場所にカメラが仕掛けてあったんです。しかも、ガラス張りの浴室だったので、中も映ってしまう。撮られるのを覚悟してお風呂に入ったんです」
ついに我慢の限界だと思ったAさんは、盗撮行為などの損害賠償を求め、4月26日に永田氏などを提訴。
5月22日、永田氏を直撃した。
ーー裁判の件だが。
「ちょっと忙しいんで」
ーー盗撮やセクハラ行為はあった?
「……。ちょっと電話しますね」
ーー答えられない?
「うん」
本誌はピクシブ、永田氏側弁護士に取材を申し込んだが、締切りまでに回答はなかった。
Aさんは、医療関係の大学に進むため、最近、予備校に通い始めた。
「正しく法的な措置が取られればいいなと思います。永田さんには、私の今後の人生を邪魔しないでほしいです」
(週刊FLASH 2018年6月12日号)