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ピエール瀧、コカイン逮捕で賠償30億円…クドカンの反応は
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.19 06:00 最終更新日:2019.03.19 06:00
3月12日、コカインを使用したとして、関東信越厚生局・麻薬取締部(麻取)に逮捕されたピエール瀧(51、本名=瀧正則)容疑者。テクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーとしてシーンをリードしてきた彼は、演技派俳優にして、よき家庭人でもあった。
世田谷区内にある自宅周辺の住民は、驚きを隠せない様子でこう話す。
「瀧さんは、普通のおじさんでしたよ。家族思いの。違いといえば、高級外車が置いてあることぐらい。芸能人っぽいところは微塵も感じなかった」
一般女性と結婚して、約15年。12年前に購入した建売りの一戸建てに、妻と中学生の長女との3人暮らしだ。別の近隣住民はこう振り返る。
「家族揃って近所の家で食事をしたり、町内会の仕事もこなす。休日には家族で近所に買い物にも行かれますよ」
地元に馴染んでいた瀧容疑者だが、その自宅に「麻取」が乗り込んだ。
「瀧容疑者の自室にある引出しから、巻いてストロー状になった、『ウォン紙幣』1枚を押収した。任意同行を求めると、『あぁ、はい。わかりました』と、観念した様子だった。さすがに奥さんや子供さんの前では、コカインの話はできなかった」(麻取関係者、以下同)
3月15日、長身でショートヘアの妻は、マスク姿で外出先から自宅に戻った。報道陣を見るなり、自宅に駆け込み、コメントすることはなかった。
本格的な取調べが始まった同日、瀧容疑者は「眠れてはいるが、食欲がない」と話しているという。犯した罪の重さに苛まれ、食事も喉を通らないのか。
「本人は、『大それたことをやってしまった』と思っているのだろう。調べには、淡々と応じている。接見禁止ではないから、奥さんと子供さんが面会することは可能だ」
幸せな家庭を築いていたはずの瀧容疑者の裏切りは、今に始まったことではなかった。本人はこう供述している。
「途中でやめていた時期もあるが、20代のころからコカインや大麻を購入し使っていた」
だが20年前、瀧容疑者が所属する「電気グルーヴ」の熱狂的ファンだった女性は、こう証言する。
「当時、電気グルーヴのメンバーらが中心になって、彼らが出演するクラブで、MDMA(合成麻薬)をばら撒いていました。ピエールさんもやっていたし、私たちコアなファンも一緒にやっていた。『テクノにMDMAは欠かせないもの』というイメージがあったんです」
2018年秋から内偵捜査を続けていた「麻取」は、瀧容疑者がコカインの常習者であることを、把握していたとみられる。
「コカインを継続して摂取していたようだ。1回に買う量が少量だと、そのぶん、買う頻度は増えてくる。いつ踏み込んでも、体から検出されていただろう」(前出・麻取関係者)
瀧容疑者はどこからコカインを入手していたのか。現在もコカインを使用しているという都内在住の40代男性から、話を聞くことができた。
「コカインの隠語は『チャリ』。たとえば売人に3グラム頼むときは『ツーリングをしたいので、チャリを3台お願い』と連絡する。今は1グラム2万円前後が相場だ。でも芸能人は1グラム4、5万円になるという。
口は堅いし、売人にとって芸能人は大切なお客だ。じつは渋谷方面を担当している売人が、ピエール瀧が逮捕されて以降、連絡が取れなくなっている」