田口淳之介逮捕で捜査線上に浮上「次なる逮捕者たち」

『移送される田口淳之介容疑者』

　5月22日、元KAT-TUNの田口淳之介容疑者（33）と小嶺両容疑者（38）が、厚労省関東信越厚生局麻薬取締部（以下・麻取）に、大麻取締法違反容疑で逮捕された。

　元KAT-TUNのメンバーには、2017年5月に大麻取締法違反容疑で逮捕（その後不起訴）された田中聖（33）がいる。ソロ歌手として芸能活動を続ける田中は、田口の逮捕についてどう思うのか。

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　事件については、ブログやツイッターでも沈黙を貫いている田中を、5月下旬のライブ後に直撃した。しかし、終始無言を通し、そのまま車に乗り込み、立ち去った。

　今回の田口、小嶺両容疑者の逮捕で、「著名人の薬物での摘発が増えるのでは」とみられている。その理由を、社会部デスクが明かす。

「3月のピエール瀧に続き、麻取は田口らを逮捕し、成果を上げた。一方、薬物事案を捜査している警視庁の組対（組織犯罪対策課）に対しては、『何をやっているんだ』と、警察内部で批判が集まっている。組対も躍起になっている」

　ある捜査関係者は、薬物の使用が疑われる芸能人の名前を次のように挙げた。

「現在30代でモデル出身の女優は、以前から薬物使用を疑われ、マークされている。コカインと大麻では、30代の演技派女優。さらにNHK大河ドラマにも出演していた大物俳優や、多数のCMに出演する若手俳優の名前が浮上している。

　田口の逮捕は、氷山の一角。芸能人が集まって遊べるところは限られており、そういった場所が、薬物事案の端緒になる」（捜査関係者）

　芸能界の薬物汚染は、想像以上に広がっている。

（週刊FLASH　2019年6月11日号）