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『インハンド』菜々緒「黄色い大蛇がかわいかった!」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.21 06:00 最終更新日:2019.06.21 06:00

『インハンド』菜々緒「黄色い大蛇がかわいかった!」 

 

「私、仕事しているときがいちばん楽しいんです。仕事でストレスは感じないんですよね。

 

 疲れても、睡眠時間さえ確保できれば大丈夫なタイプです。何度寝でもできますね。横になったらすぐに眠れるので、撮影の合間でもこまめに寝て回復してます。

 

 

 あと、健康マニアなので、体によいサプリや食材を調べて、どれぐらい疲れがとれるか、自分で『人体実験』しています(笑)」

 

 長年ドラマの密着取材を重ねてきた本誌だが、『インハンド』は、近年もっとも大変な撮影現場だ。地方ロケや不安定な天候に加え、動物や虫とのスケジュール調整がある。取材日は、最終回の撮影の真っ最中。

 

 そんなヘビーな状況でも、菜々緒がいちばん現場を楽しんでいた。彼女が虫や動物と戯れるインスタグラムが、たびたび更新された。

 

「小さいころから、芋虫を手にのせて『ママ見てー』って見せていたくらいで、虫や爬虫類に抵抗はなかったです。

 

 以前、雑誌の企画で30kg以上の蛇を首に巻いた経験があって、共演したなかでは黄色い大蛇がいちばんお気に入りでした。タランチュラとサソリも、触れるのは初めてなので、感動しました。みんなかわいかったなー」

 

 今回初めて官僚役を演じたが、話が進むにつれて娘がいることが明らかに。

 

「子供と直に向き合う『母』を演じたのは初めて。子供は好きなので、戸惑いはなかったです。(娘役の吉澤)梨里花ちゃんがすごく大人で、見習うところが多くて。カメラがまわっていないところでも背筋を正して本を読んでいたり……。

 

 私、本をまったく読まない人間なので、すごいなと(笑)。牧野(菜々緒の役名)の娘役にぴったりだと思いました。

 

『娘と母』というより、ひとりで育った寂しさを持った “大人” と接する気持ちで役作りをしました。『もっと一緒にいてあげたいな』『どうやって寂しさを消してあげよう』という感情を常に持って演じさせていただきました」

 

 最終回については、こう語ってくれた。

 

「これまでにない大きなパンデミックが、高家春馬(濱田岳)さんの故郷で起こり、高家さん自身にも命の危機が訪れます。それに紐倉哲博士(山下智久)や牧野が、どう立ち向かうのかが見どころです」

 

 取材しながら、もっとも「彼女はプロだ」と感じたのは、ドラマ現場で「今のほうが緊張する」と語ったことだ。

 

「どんどん緊張が増しています。最初はわからない部分も多かったですが、経験を積み、いろいろなことがわかり、視野も広がるにつれ、ひとつひとつの仕事の重みや大切さをより感じます」

 

 そんな彼女が現場で「すごいな!」と思ったのは意外にも。

 

「紐倉博士の飼っている、犬のサモンちゃん(メス)。『はいカット、OK』と声がかかるとトレーナーさんのところに駆け寄ってご褒美をもらうんですが、『OK』が聞こえるまでは本当にじっとしているんです。『プロだなー』って思いました」


ななお
30歳 1988年10月28日生まれ 埼玉県出身 T172 2009年より本格的に芸能活動を始める。現在はドラマ、映画、雑誌、CMなど、幅広く活躍中。出演ドラマ『インハンド』(TBS系)の最終回が6月21日22時から放送。そのほか最新情報は、公式Twitter(@NANAO1028)、Instagram(@nanao_official)にて

 

写真・福田ヨシツグ

 

(週刊FLASH 2019年7月2日号)

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