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女子アナ花崎阿弓の婚活日記/作詞家と超高級合コンするも…
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.02 16:00 最終更新日:2019.11.02 16:00
元読売テレビで、現セント・フォース所属の川田裕美アナウンサー(36)がご結婚されました。
読売テレビ時代から人気が高く、フリーになってからも引っ張りだこの川田アナが結婚を決めた相手は、作曲家だそうです。当初、一般人と言われましたが、ぜんぜん一般じゃない! ものすごいクリエイティブだ! と思ってしまいました。
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しかし、仕事も成功し、幸せな結婚をされた川田アナに、同じ関西出身としてとても喜びを感じています。
川田アナのブログには、《とても朗らかで面白く、思いやりがあって頼もしい。彼と一緒にいると、安心できて素直な自分でいられます》と書かれており、よほど気があった素敵な人を見つけたのでしょう。
私も数ある合コンのなかで、音楽関係者の方とお会いしたことがあります。
私がお会いした方は自称作詞家で、誰かに書いたりしているわけではなく、自分で歌ってライブをしている方でした。友達をたくさん誘って、友達から得たライブチケット収入で暮らしているような感じで、ライブに行くと、必ずCDを何枚も買わされる羽目になりました。
そんな彼とは、合コンで知り合ったのですが、彼女が欲しいから合コンを開いてくれと頼まれ、4対4の合コンをすることになりました。
要求もひどく、かわいくて知性があってお金持ちの家の子がいいというのです。どうやら、彼自身も実家がお金持ちで、働かなくても生きていけるような話をされていました。
私は、必死でかわいくて知性があってお金持ちの女子たちを集めました。合コンは、高級焼き鳥店で行われました。1人1万円はくだらないお店につれてくるとは、よほどのお金持ちなんだと思いました。
格安の居酒屋で合コンが開かれれば男性陣がおごってくれるのですが、こんな高級店でまさか割り勘になることはあるまいと、若干の心配を感じながら合コンが始まりました。
女性たちも本当にいい子ばかりで、場を盛り上げます。幹事の彼もワインを2本、3本と空けて楽しそうにすごしていました。女子たちはあまりお酒の強いメンバーではなかったので、カクテル1杯程度。
男性陣が大量に日本酒やウィスキーなどを飲んでいました。
いったいどれくらいの金額がかかっているんだろうと思いましたが、彼らは気持ちよさそうに話を広げていきます。
彼「おれはさ、親が船とジェット持ってて、千葉で豪遊しているんだ。父親はキャバクラで最もモエ・エ・シャンドンを入れた男として表彰されたこともある」
彼の自慢が止まりません。女の子の話なんて何一つ聞いていません。女子たちは健気に「すごーい!」とヨイショします。
会の終わりごろ、恐ろしい事件が起こりました。お会計が12万ほどになっていたのです。何本もボトルを空けていたので、そりゃそうだと思いました。割り勘まではいかなくても、女子も1人1万円くらい払わなければいけないかもしれない。もしくは、私が肩代わりか? いろんなことが頭をよぎりました。
すると彼は「女の子2、男1で!」と言い出して、ちょっと待ったー!!!!!という展開になりました。私はもちろん、「いや、女の子どう考えても払いすぎだと思うよ! ボトルとかも口つけてないし」と抗議します。
彼「そしたら、もっと飲んだらよかったよね? この会を楽しませたのは誰かな?」
私「せめて、割り勘にして」
彼「う~ん」
彼はしぶしぶ割り勘に応じてくれましたが、1人1万5000円とそれでも痛い数字になりました。
ある女の子がお金を投げつけました。別の女の子は、お金を払わずに走って帰りました。もう一人は唖然としていました。私は、お金を立て替えたり、女の子を宥めたり大変な目にあいました。
それでも調子にのった彼は、「今日、俺と一緒に帰る人~!」と上機嫌で会計を済ませに行きました。
これまでも、CDを買わされたりライブのお金を払わされたり……今回は食事代まで多めに払わせられそうになるなんて、私の出会った人は、作詞家ではなく完全な策士家だったと思います。
こんなニセモノではなく、本当の王子様に早く出会いたいです。
●花崎阿弓(はなさきあゆみ)
1988年生まれ。武庫川女子大学卒業後、ケーブルネット鈴鹿、静岡エフエム放送で女子アナに。現在はフリーアナウンサーとして活躍中。夢は『news zero』で原稿を読むこと。通称「ケーブルテレビ界の水卜ちゃん」