芸能・女子アナ
ゲストは電話出演、検温も必須に…コロナが変えたテレビの現場
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.04.12 11:00 最終更新日:2020.04.21 22:05
こんにちは、フリーアナウンサーの花崎阿弓です。
コロナウイルスの影響で、テレビ局やラジオ局での働き方が変わりつつあります。
まず、原稿を書いたり編集したりする作業は、完全在宅になりました。生放送や収録なども人の数がだいぶ減っています。タレントのマネージャーさんも、原則として付き添わないでくださいとお願いされるようになりました。ヘアメイクさんやスタイリストさんは、2人ずついた現場が一人になり、とても忙しくなったそうです。
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また、スタジオに入る前に必ず検温が必要になったので、熱が高いと撮影に参加できません。また、出演者の間に間仕切りがおかれ、かなり間を空けて座ることになりました。ラジオ局でもツインパーソナリティの場合は、目の前に透明の間仕切りを置いて会話することになっています。
テレビにしろラジオにしろ、ゲストがテレワークで電話出演になっています。フジテレビの『とくダネ!』では、メインMCの小倉智昭さんが、スタジオでなく在宅で遠隔MCをされました。
コロナウイルスが終息するまでは、こうした出演者のテレワークが進むのではないかと思われます。
フリーのアナウンサーで、イベントMCなどの仕事を生業としている方は、イベントはもちろん、結婚式なども延期になっていて、4月5月の給料が0円と死活問題になっている人もいます。しかし、フリーアナウンサーは単発のイベントでどのくらい稼げていたかを示す書類がないので、国からの補助を受けることができないそうです。
こういった状況は、フリーアナだけでなく、芸人さんやタレントさんにもあてはまるようです。ライブなども次々に中止になっており、みなさん苦しい状況です。コロナウィルスの感染拡大を早く収めて、一刻も早く平凡な日常に戻ってほしいと願っています。