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北川景子、藤原紀香、常盤貴子…結婚するなら「兵庫女」にしとけ
芸能FLASH編集部
記事投稿日:2016.10.29 20:00 最終更新日:2016.10.29 20:00
北川景子(30)とDAIGO(38)の結婚発表で幕を開けた2016年の芸能界。サッカーの長友佑都(30)と近々結婚すると報じられた平愛梨(31)や、会社社長と結婚した相武紗季(31)、片岡愛之助(44)と藤原紀香(45)、TRICERATOPSの和田唱(40)と上野樹里(30)など、芸能界は結婚&婚約ラッシュ。しかも女性は全員兵庫県出身というから驚く。
北川景子とDAIGOはともにCM出演数が増加し“相乗効果”が続いている。
「北川さんは一見ツンデレキャラだが、結婚してからも旦那を『ダイゴさん』と『さん』づけで呼ぶ古風さがある。DAIGOは家事が苦手で、彼女も家事は男性にしてほしくないタイプなので、相性はいい。
GWの結婚披露宴直前に熊本大地震が起きた。派手好みでなんでもドカンとやりたいDAIGOにストップをかけたのは、北川さんだったと聞く。
テレビの生中継も入る予定でテレビ局との話し合いも進んでいたが、それも中止。被災者の気持ちを考え、一時は披露宴自体も中止にしようかという話すら出ていた。『きれいで頭のいい嫁をもらった』とDAIGOの親戚筋の政治家たちにも評判だ」(政治部記者)
藤原紀香と結婚した片岡愛之助。ごひいき筋からは当初の予想以上に、よき梨園の妻として評価されているという。
「一日6食の紀香のこまめな手料理で、11kgものダイエットに成功。『いいトレーナーがついた』と周囲は喜んでいる。“意外によくできた女房だ”と評判は上々。彼に尽くしている印象です」(後援会関係者)
和田唱と結婚した上野樹里。大河ドラマの主役も務めた彼女を知らなかった姑・平野レミ(69)との仲は円満だとか。
「そもそも上野さんは芸能界きっての“不思議ちゃん”。一方、レミさんはあの早口でずっと一方的にまくしたてている。上野さんがおとなしくずっと聞いているので、嫁姑関係は悪くないと聞いている。
旦那が喜んでいるのは、彼女が千葉県八街市に菜園『樹里ファーム』を持っていて、そこの収穫物をどかんと実家にも届けてくれることだとか」(音楽関係者)
こうした新妻美女の逸話を聞くと、にわかに「兵庫女はあげまん」説が浮上してくる。エディットハウス代表で県民性評論家の岩中祥史氏はその説に太鼓判を押す。
「特に神戸周辺の女性に多く見られる特徴は、ハイカラなイメージを守ろうとするということ。関西では、京都、大阪、神戸と比べられることが多いのですが、神戸の女性には同列に並べてほしくないという思いが強い。
それを実行するためにセンスアップの努力をしている。持ち物や容姿にも努力をするのですが、関西ですからコストパフォーマンスもしっかり考えている。
これが家庭に入れば家計にも生かされます。男性にとっては大変居心地がよい空間ができるわけですから、男性のほうも長く一緒にいようという気になるわけです」
クワバタオハラの小原正子(40)も兵庫県神戸市出身。野球解説者のマック鈴木氏と結婚後も神戸に住み続けている。
「兵庫女」の特徴をこう分析する。
「田舎も都会も海も山もある土地柄同様、ほどよく古風でハイセンス。バランスのいい女性が多いですね。都会すぎず、田舎すぎず、街も人も“いい具合”なんやと思います。
大阪ほど東京への敵対心もないし、京都ほど地元意識が高いわけでもなくて協調性があります。
男性への要求もそれなりに高いほうだと思うけれど、自分もきちんと尽くす努力をする。いつまでも女性として見られる努力を惜しみません。
舶来文化を受け入れてきた街なので美容やファッション、新しいものでも抵抗なく受け入れてチャレンジする気持ちがあると思います」
テレビ朝日社員と結婚したフリーアナウンサーの赤江珠緒(41)も、自身のラジオ番組『赤江珠緒 たまむすび』(TBSラジオ)で「兵庫女」についてこう語っている。
「確かに夫への適応性はありますね。兵庫には尼崎市にダウンタウンさんがいて、クラスにもお笑いを目指す面白い子がいたり、西宮市には甲子園があって野球やスポーツを目指す子もいますし、灘高にはすごい賢い子もいたり。いろんなジャンルですごく目立つ男子がたくさんいたので、男を見る目が自然とできていたんじゃないのかな」
1958年の結婚から58年間、人間国宝・坂田藤十郎(84)を支える扇千景(83)は、神戸出身の元宝塚のトップスター。参院議長を辞した今も献身的だと歌舞伎関係者。
「東京公演がある日は80歳を超えた今でも自分で車のハンドルを握り、歌舞伎座への送り迎えをしている」
淡路島出身の大地真央(60)は、ひと回り年下のインテリア・デザイナー森田恭道氏(48)と再婚。
「はた目には森田氏が大地さんに尽くしていそうに見えるが、彼女のほうが公の席では夫を立て、しっかり支えている印象が強い。夫婦揃って観劇にいく際には大地さんが旦那さんにいい席を促したり。森田氏のデザインのインスピレーションが働くようなレストランや料亭を大地さんが予約する内助の功を見せている」(服飾関係者)
昨年11月、神戸育ちの水原希子(25)は、俳優の野村周平(22)と彼の誕生日にデートするツーショットを撮られている。
「水原さんのご両親はアメリカ人と韓国人。野村さんは中国人のクウォーター。2人とも地元が神戸で気が合って、水原さんに中国語を話す仕事が来たとき、野村さんに中国語を教わったのが交際のきっかけだった。彼は水原さんのファッションセンスのよさを尊敬しており、着こなしのアドバイスをもらっている」(別の服飾関係者)
俳優で演出家の長塚圭史(41)と2009年に結婚した常盤貴子(44)も、小学生時代に横浜から西宮市に転居。いちばん多感な6年間を兵庫で送っている「兵庫女」だ。
「西宮東高校の先輩には堤真一がいる。彼女はピアノを習うおとなしく静かな子だったが、西宮での生活が明るくさせたと本人が言っていた」(知人)
この知人によると、転校して「いじめられたらイヤだな」と不安な気持ちで始業式に行った。心を開けないまま帰宅すると――。
「『待ってたでえ』と、わざわざ新居にクラスメートが友達になるため訪ねてきてくれたと。『兵庫すごい!』と、暗い気持ちが一瞬で吹き飛び、兵庫女の一員になれたそうだ。“兵庫の人たちはこうやってほかの人たちに入り込むんだ”と感心していた」
高校時代に横浜に戻った常盤だが、今も阪神ファン。ふだんも関西弁だ。そんな彼女が“妻の鑑”ぶりを発揮したのは、昨夏、夫と真木よう子の深夜デート報道後。
「夫の言動を信じ、何も言わず赦したと聞く。今年5月の誕生日にも2人でイタリアンレストランでお祝いしていた。そうしたおおらかさが彼女の魅力だ」(演劇関係者)
「兵庫女」最強の“あげまん伝説”は、渡辺謙(56)をハリウッドスターに押し上げた尼崎市出身の南果歩(52)だろう。
「お互い再婚同士で彼女は前夫との長男を連れてロスへ転居。今年3月、謙さんの胃ガン手術時は泊まりこみで献身看護。そして彼女もまた乳ガンが発覚し、このときは謙さんが支えた。胸の大きな傷痕に傷心する妻を『気にするな』と温かく励ます夫の姿は夫婦の鑑だ。昨秋には彼女の神戸の実家近くに180坪の新居を建て、終の住処として仲よく暮らしている」(映画関係者)
ここまで読んだ諸兄は今日から「兵庫女」を見る目が変わるはず。
(フラッシュ増刊ダイアモンド2016年10月27日号)