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破格の米倉涼子、100万円以下のシャーロット 女優のギャラは

芸能FLASH編集部
記事投稿日:2015.05.09 07:00 最終更新日:2016.02.21 18:14

破格の米倉涼子、100万円以下のシャーロット 女優のギャラは

 

「数年前までは、各局の編成担当が集まり、ギャラの相場を決めていた。特定のタレントのギャラが突出しないように各局横並びだったが、最近はもうそれはやっていない。今はテレビ局によって金額の違いが出るようになり、競争が始まった」(民放テレビ局員)

 

 これまで本誌が幾度か報じてきた、芸能人のギャラランキング。それは、大手広告代理店とテレビ局のキャスティング担当者の調査により作成される潜在視聴率と実績によって、金額が決定する。しかし、最近のテレビ不況などの影響で、変化が見られるようだ。 今回、本誌はこれまでの一律ギャラではなく、「テレビ局別ギャラ表」(ゴールデンタイムの連続ドラマ1話あたりの出演料)を独占入手した。

 

 まずは女優編を見ていきたい。ちなみに、名前の順番は、複数のテレビ局関係者の取材を基にした、「今使いたいタレント」のランキング順。 その栄えあるトップは、『ドクターX〜外科医・大門未知子』(テレ朝系)が昨年放送された米倉涼子(39)。別居騒動が記憶に新しいところだが、ギャラでは“失敗しなかった”ようだ。

 

「人気、実力ともにトップの米倉に、『ドクターX』のテレ朝は破格の400万円。第4シーズンが始まるとすれば、この金額を基にギャラ交渉が始まる。しかし、ここで注目なのは日テレの170万円で、テレ東の200万円より安いこと。これは日テレのドラマにあまり出演していないこともあるが、同局の懐ろ事情が大きい」(民放プロデューサー・以下同)

 

「今使いたいタレント」2位は、NHK朝ドラ『マッサン』のヒロイン役で注目を集めたシャーロット・ケイト・フォックス(29)。本人は今後も日本で活躍したいという意思を明らかにしているが……。

 

「さすがにまだ各局とも100万円以下の数字が目立つ。『マッサン』後の様子見状態だ。これまで外国人女優が活躍した例がないため、どうなるか」

 

 続いて「今使いたいタレント」3位の柴咲コウ(33)。今年1月クールの『◯◯妻』(日テレ系)も平均視聴率14.7%と好調だった。

 

「民放各局、まんべんなく活躍しており、特にフジ(220万円)に貢献している。一方、NHK(60万円)は主演がなく実績がまだ少ない」

 

「今使いたいタレント」4位は綾瀬はるか(30)。’13年にはNHK大河『八重の桜』に出演。スター女優に成長した。 「昨年の『きょうは会社休みます。』(日テレ系)に主演するなど、シブチンな同局でも180万円と高い。やはりNHK(150万円)の主演をやると、ギャラは高くなる」

 

 5位はNHK朝ドラ『花子とアン』以降、沈黙の吉高由里子(26)だ。

 

「日テレに出たことはないが、200万円出してでも欲しがっている。『花子とアン』のあと、日テレが『Dr.倫太郎』にオファーしたとの噂も」

 

 10年前は、1、2本主演ドラマで視聴率が低くても、価格が大きく変動することはなかったというが、今は結果がすぐにギャラに反映される時代。出演ドラマの選択も重要なのだ。 (週刊FLASH 2015年5月12・19日号)

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