社会・政治
キャバ嬢&ソープ嬢、コロナ禍でも「宅配」で稼いでます
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.05.20 06:00 最終更新日:2020.05.20 06:00
「お店の営業自粛で収入がゼロになって、宅配スタッフを始めました」
そう語るのは、歌舞伎町のキャバクラ店に勤めるA子さん(26・冒頭の写真)。彼女が始めたのは、歌舞伎町で働くキャバ嬢が多く在籍し、その歌舞伎町内でのデリバリーを請け負うサービス「かぶデリ」。
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「宅配先には、キャバクラの馴染みのお客さんもいて、短時間でも『元気?』なんて会話もできるし、スタッフにキャバ嬢が多いので、連帯感が生まれています」(A子さん)
仕掛人で「ハラペコステーキ新宿本店」の廣川真一代表が、立ち上げの経緯を語る。
「歌舞伎町で働く人たちのために、何かしたいなと。採算は度外視で、社会貢献も兼ねて、宅配1回ごとに医療機関にマスク10枚を寄付しています」
一方、吉原の高級ソープランドで働くB子さん(35)は、やはりお店の休業を機に「Uber Eats」で、4月から働いているという。
「専用のリュックを9500円で買い、バイクは知り合いが貸してくれました。スマホのナビを見ながらの配達は、戸惑いの連続ですが、初日から5時間で7軒に配達して、5000円ほど稼ぎましたよ」
コロナ禍でも、女性たちは、たくましく生きている――。
(週刊FLASH 2020年6月2日号)