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佐藤ゆかり、本誌記事に逆ギレ「相棒」秘書官に異例の人事
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.05.25 06:00 最終更新日:2020.05.25 06:00
「5月1日付のある人事に、環境省内がざわついています」
そう話すのは、環境省の職員だ。ある人事とは、佐藤ゆかり環境副大臣(58)の事務秘書官を務める梁瀬達也氏が、環境再生・資源循環局で、福島の除染事業を担当する部署に異動になったことを指している。
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梁瀬氏は、2006年に入省した30代のキャリア官僚で、2019年9月に、佐藤議員が副大臣に就任したのにともない、秘書官になった。
「通常、事務秘書官は、大臣が交代するまで変わりません。『梁瀬さんは仕事ができる』と評判でしたから、突然の異動に何かあったのかと、心配です。本人は『いろいろありまして』とにごすばかりですし……」(同前)
いったい、環境省の若手ホープに何があったのか。
「『FLASH』の記事に佐藤議員が逆ギレしたんです(笑)」
そう語るのは、環境省担当記者だ。本誌は4月28日発売号で、自民党の二階俊博幹事長(81)が通達した自粛要請を破り、佐藤議員が地元選挙区を行脚する様子を報じていた。
「大臣、副大臣、政務官という政務三役に関する記事が出る際は、危機管理対応のために内閣官房の内閣総務官室(内総)に、その旨を各省から報告するのが慣例になっています。
だから今回も、梁瀬さんはいつもどおり内総に報告したんです。ところが、彼女はそれを『官邸にチクった』と、激怒しました。そして梁瀬さんを『秘書官から外せ』と、省の幹部に迫ったのです」(同前)
環境省に取材を申し込むと「(そのような)事実はありません。必要に応じた人事異動です」と回答があったが……。
「『FLASH』から質問状が届くと、またもや彼女は幹部職員を呼びつけて、『(情報を)漏らしたのは誰だ!』と、激怒したそうですよ(苦笑)」(前出・記者)
(週刊FLASH 2020年6月2日号)