社会・政治
歌舞伎町ホストクラブ、自粛中なのに「闇営業」やってます
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.05.27 06:00 最終更新日:2020.05.27 06:00
「表向きは営業自粛を掲げている店でも、看板の電気を消して、こっそり客を入れたりしていましたよ」
そう話すのは、新宿・歌舞伎町にあるホストクラブに通うA子さんだ。
3月30日の記者会見で、小池百合子都知事(67)に休業要請を “狙い撃ち” されたのが、「接待を伴う飲食店」だ。あるホストクラブ関係者は、現状についてこう明かす。
【関連記事:キャバ嬢&ソープ嬢、コロナ禍でも「宅配」で稼いでます】
「歌舞伎町に約200店舗あるホストクラブのうち、有名グループの店も含め、3割近い店が『闇営業』していましたね。結果、複数の店から感染者が出たし、クラスターが発生した店もあると聞きます」
5月上旬、本誌が夜の歌舞伎町を訪れると、街には若い女性と、ホストのような風体の若い男性がちらほら……。そして、看板の電気が消えていた路面店に、ホストが女性を手招きして入店させているではないか。
この店は、ホームページで「営業自粛中」としていた。ホストたちも、背に腹はかえられない。しぶとく「闇営業」をしていたのだ。
「その店は2019年まで、月商3000万円近く稼いでいた。2020年は半減した、と聞いています」(前出・ホストクラブ関係者)
店に対して、電話で事実を確認すると、「うちは、あくまで自粛中です」と、謎かけのような答えが返ってきた。
「休業している店からすると、おもしろくない。閉めている店の客が『闇営業』の店に流れて、いつもより売り上げが上がった店もあるそうです」(同前)
やはり簡単には “眠らない” 街。あきれるほどに、しぶとい――。
(週刊FLASH 2020年6月9日号)