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寄付で積まれた「アベノマスク」善意の山が高すぎる
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.06.04 06:00 最終更新日:2020.06.04 06:00
「4月7日から募集し、約10万枚のマスクを約250カ所の介護施設にお届けしました。政府支給の布マスクはその約1割、1万枚くらいです」(冒頭の写真)
そう語るのは、介護業界の人材マッチングサービス「スケッター」を運営する、株式会社プラスロボCEОの鈴木亮平氏(27)だ。
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新型コロナウイルスの感染拡大防止のために政府が配布した、いわゆる “アベノマスク”。サイズや品質への批判が殺到し、全国でさまざまな団体が、「不要ならばマスクの寄付を」と呼びかけている。
株式会社トータルデザインセンター社長の上村祐貴氏も、マスクの寄付を募り、岡山県や東京都の児童養護施設に送付しているという。
「私はノンポリですが、アベノマスクに批判的な意見もSNSでは多かったので、『ならば活用しよう』と募集しました。5月8日から25日までで約2400枚も届きました。送るほうも送られるほうもハッピーになる、お裾分けの精神です。
国の動きがもっと早ければと思いますが、結果的に無駄なく使えてよかったです」
全国で積まれる “善意の山” は、もっと高くなりそう……。
(週刊FLASH 2020年6月16日号)