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メーガン妃、ネットフリックスと160億円で契約「子供番組作ります」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.09.04 17:50 最終更新日:2022.12.07 18:51
イギリス王室を離れ、自活の道を選んだヘンリー王子とメーガン妃が、ネットフリックスと大型契約をして話題を呼んでいる。一部報道によると、契約金は1.5億ドル(約160億円)だという。
2人が王室を離れた「メグジット」騒動から半年以上、今後どうやって経済的に自立していくのか世間が注目していたが、ようやく目星がついたことになる。
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これまで2人は、ディズニーやアップル、NBCユニバーサルなどの関係者と連絡を取り、ハリウッドの仕事を模索していたと伝えられてきた。
今回契約を発表したネットフリックスは動画配信の会社で、契約者は世界中で2億人に迫る勢いだ。ヘンリー王子とメーガン妃は、今後、複数年に渡ってネットフリックスの番組をプロデュースしていくことになる。
番組内容はドキュメンタリーや脚本のシリーズもの、そして子供向け番組と多彩で、2人は制作だけではなく、もちろん番組にも登場する。
夫妻は「親として、ファミリー向けの番組を制作することは自分たちにとっても重要です。情報に富み、希望を与える内容にしたい」とコメントしている。
実は、すでにヘンリー王子は『ライジング・フェニックス:パラリンピックと人間の可能性』という番組に出演し、スタッフと一緒に仕事をしている。メーガン妃も、自然をテーマにした番組などに関与しているそうだ。
ネットフリックスといえば、オバマ元大統領夫妻が2018年から番組プロデュース契約をしている。夫妻が最初にプロデュースした映画『アメリカン・ファクトリー』はアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞、 また障害者の世界を描いたドキュメンタリー映画『クリップ・キャンプ』は2021年アカデミー賞の有力候補と見られている。
ヘンリー王子とメーガン妃もオバマ夫妻のやり方を踏襲すると見られ、エージェント(代理店)も同じ事務所だ。オバマ夫妻は音楽配信サービスのスポティファイとも契約していることから、ヘンリー王子たちも同様にサインするのではないかと予想されている。
アメリカはメーガン妃の出身地であり、皇室のないアメリカで、夫妻の人気は非常に高い。一方、イギリス側の反応はかなり冷ややかだ。
イギリスのタブロイド紙が「ヘンリ王子とメーガン妃のネットフリックス番組を見るか?」との調査をしたところ、「見ない」と答えた人が95%にも上った(『デイリー・エクスプレス』9月3日)。
有名ジャーナリストのピアース・モーガンは、夫妻がネットフリックスと契約したニュースに対し、「自分たちの家族から離脱した2人が(子供番組を作るなんて)」と皮肉のこもったツイートをしている。
国によって反応はかなり違うが、2人の行動に世界中から注目が集まっていることに変わりはない。どんな番組ができあがってくるのか今後が楽しみである。 (取材・文/白戸京子)