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菅義偉の「お友達」相関図…楽天・三木谷浩史氏に横浜のドンも
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.09.10 06:00 最終更新日:2020.09.10 06:00
「菅氏は朝昼晩、必ずといっていいほど会食を入れ、人脈を広げている」(政治部記者)
冒頭の図は、菅義偉官房長官(71)の人脈を示した相関図だ。新首相にもっとも近い男の人脈は、多岐にわたる。政治アナリストの伊藤惇夫氏は、「官」の人脈に注目する。
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「菅さんの力の源泉は、霞が関を完全に抑え込んでいることにあります。恐ろしいほどの情報収集力で、官僚の弱みをきっちりと握っているのです」
安倍政権では、今井尚哉首相補佐官など “官邸官僚” の専横が注目を集めたが……。
「菅長官と対立してきた今井さんは、今後も官邸に残るならば、発言力は大きく下がる。“菅ライン” の杉田和博官房副長官や和泉洋人首相補佐官が、相対的に実権を握りつつある」(官邸関係者)
人脈は、芸能界にも及ぶ。2019年12月、「安倍さんでなくて菅さん」と、“菅総理” 待望論をツイートしたのが、エイベックスの松浦勝人会長だ。
「沖縄政策に携わる菅氏は、安室奈美恵を政府の広告塔にしようと動いたこともあった」(全国紙政治部デスク)
さらに菅氏の財界人脈は、「安倍(晋三)首相以上」という。
「代表格は、横浜の港湾利権を握る “ハマのドン”、藤木幸夫氏だ。2人はカジノ誘致で対立したが、今は和解したようだ。また、菅氏と昵懇だと自慢する経団連加盟企業の役員も少なくない」(同前)
財界の “ブレーン” 的な経済人の名も浮かび上がる。
「菅さんの持論『携帯料金引き下げ』は、三木谷浩史氏が吹き込んだもの。朝食をともにしながら、三木谷氏がレクしているそうだ」(自民党幹部)
『インサイドライン』編集長の歳川隆雄氏が挙げるのが、小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソン氏の名だ。
「菅さんは、彼からインバウンドの重要性を学んだ。じつは、朝食の相手はエコノミストなど、経済分野の人が多い。多様な人と知り合うことが、菅さんの最大の強みなんです」
安倍政治を継承しても、コネをたのむ「お友達」は大きく変わるようだ。
(週刊FLASH 2020年9月22日号)