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小泉進次郎“ポエム”会見に…番記者たちの「激怒クレーム」中身公開

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.10.14 06:00 最終更新日:2020.10.14 06:00

小泉進次郎“ポエム”会見に…番記者たちの「激怒クレーム」中身公開

2019年11月26日、小泉大臣は会見中、生駒市の小紫雅史市長とテレビ電話で会談をおこなった。記者からは顰蹙の声が

 

「あの会見には耐えられません。堪忍袋の緒が切れましたよ。9月に各社の担当記者から、環境省に内々にですが大量のクレームを伝えました」

 

 そう怒りの声を上げるのは、同省の記者クラブ「環境問題研究会」に所属する全国紙記者。批判の対象となっているのは、菅内閣のもと、環境大臣に再任された小泉進次郎氏(39)だ。

 

 

「安倍政権下でも、小泉大臣の会見は評判が悪かったんです。再任されたことで、『もう、これ以上はつき合いきれない』という空気が一気に爆発しました」(前出・記者)

 

 本誌は、記者たちが今回、環境省に伝えた全 “クレーム” を入手した。その一部を、以下に列挙しよう。

 

「冒頭発言が、とにかく長い。冒頭発言そのものを、やめてほしい」(大手通信社A)
「会見が、大臣の『思いを述べる場』になってしまっている。小泉大臣の発言だからといって、なんでも取り上げてくれるとは思わないでほしい」(全国紙B)
「記者クラブ内には、“あきらめ” っぽい雰囲気もある。2019年、屋外で会見をする青空会見を開いたが、ただでさえ時間が限られるなか、移動で時間がなくなってしまう。『いかがなものか』と質問したが、『最高でした』と返ってきた。言っても仕方ない」(全国紙C)
「会見中に、奈良県生駒市の小紫市長と、突然テレビ会談を始めるのは勘弁してほしい」(大手通信社D)
「大臣の会見は一方的で、キャッチボールになっていない」(大手テレビ局E)

 

 その内容は、痛烈だ。

 

「小泉大臣への不満は、政治信条を問うような高度なものではなく、『会見が意味不明すぎて記事にできない』というものなんです」(冒頭の記者)

 

 とくに批判の声が多いのが、大臣の「冒頭発言」だ。

 

「会見は基本的に、大臣が『冒頭発言』として政策について手短に発言し、記者との質疑応答に移ります。記者からの厳しい質問をいかに切り抜けるか、大臣の会見は、この質疑応答が見どころ。

 

 しかし小泉大臣の会見は、“ポエム” な冒頭発言で時間が潰れてしまう。2019年12月にも、冒頭発言を減らすよう、記者クラブから正式に環境省に申し入れました。それを受けて、一度は短くなったものの、再任後はまた増えています」(同前)

 

 実際に本誌が確認すると、9月18日以降、6回の会見すべてに5~10分程度の冒頭発言があった。

 

 その内容は、「Go To 国立公園」を訴えるものや、環境省の1年め職員を「Z世代」として登場させるなど、パフォーマンスありきのものばかり。2019年9月に開かれた国連気候行動サミットでの「セクシー」発言を彷彿とさせる “ポエティック” な内容ばかりだった。

 

 記者から寄せられたクレームについて、環境省に問い合わせたところ、2019年12月の申し入れについては認め、「改善を図っています」との回答だった。しかし、2020年9月の内々のクレーム申し入れについては、「ご指摘のような申し入れはありません」と否定した。

 

「 “小泉ブランド” は地に落ちた」と語るのは、政治ジャーナリストの角谷浩一氏だ。

 

「小泉氏は、自民党に厳しいことを言って、戒めを与えるパフォーマンスで注目を集めてきました。しかし、学術会議の任命問題では、菅総理を擁護。これでは、小泉氏の魅力は半減です。菅総理からは、『同じ神奈川県連所属の仲間』と信頼されているようですが……」

 

“ポエム” をやめて、手短に伝える能力を、妻・滝川クリステルから学ぶべし。


写真・朝日新聞

 

(週刊FLASH 2020年10月27日号)

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