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気品あふれる「愛子さま」天皇になれば日本が救われる社会・政治 2016.10.04

写真:JMPA

写真:JMPA

 

 9月6日、悠仁(ひさひと)さまは10歳の誕生日をお迎えになった。

 

「両陛下はかわいい盛りの悠仁さまと卓球に興じるなど、成長をいとおしく見守っておられます。しかし一方で、皇室の将来についての危機感を強く抱いておられるのです」(皇室担当記者)

 

 生前退位報道、天皇陛下の「お気持ち」表明に端を発した、「未来の皇室のあるべき姿」問題。安倍晋三総理は特別立法を視野に入れた対応を検討しているが、対処療法的なやり方では「皇室の先細り」は避けられない。

 

 皇室をテーマにした作品も多い、漫画家の小林よしのり氏が語る。

 

「生前退位が実現しても、たちまち皇太子の不在という問題が現われます。秋篠宮さまが皇太弟になられようと、2人のお年は5歳しか離れていません。これを考えると、日本の皇室にものすごい閉塞感を持たざるをえません」

 

 そんななか、新たな時代の天皇として、にわかに皇太子さまの長女・愛子さま(14)が注目されている。本誌アンケートでも、女性・女系天皇を約8割が容認しているように、多くの国民に女性天皇に対する違和感はない。
 

 さらに最近、愛子さまは、天皇にふさわしい「品格」を備えつつある。

 

「以前はカメラを向けられると、はにかんで隠れたりされていましたが、昨年ごろから明らかに変わられました。笑顔が増え、撮られることを楽しんでおられるように見えます。そしてどこに行かれても『愛子さまには気品がある』『なぜ女性天皇が認められないの?』と、感激する人がいるのです」(皇室ジャーナリスト)

 

 天皇直系である愛子さまが皇太子になるのが本来の姿と指摘するのは、皇室研究者の高森明勅氏だ。

 

「誰それが(天皇に)ふさわしいというような属人的な議論をしているわけではない」と前置きしたうえで、こう語る。

 

「天皇の次はもちろん皇太子。皇太子の子をお世継ぎにするのが、神武天皇以来の直系優先の伝統です。愛子さまが天皇になられるのが、日本の伝統にのっとり、安定した皇位継承を確保するための、唯一の正解なんです」

 

 そもそも、天皇家の長い歴史には10代8人の女性天皇が存在した。

 

「しかも、すべてが男系ではありません。第43代元明天皇から第44代元正天皇への継承は『母から娘』へ皇位が移っており、当時の律令の規定に照らして『女系継承』※といえるのです。

 

 もともと、日本では男系・女系の両方が機能する『双系』がベースにあるんです」(高森氏)

 

 あとは、政府がどう判断するかだ。8月25日、自民党の二階俊博幹事長はテレビ番組で、女性天皇容認の意向を示した。しかし翌日、菅義偉官房長官は「男系継承の重みを踏まえる必要がある」と、この発言に否定的な談話を発表している。

 

 二階氏の発言について「フライング」(政治部デスク)との見方もあるが、高森氏は菅官房長官の発言にこそ注目すべきだという。

 

「菅さんは同時に『安定的な皇位継承の維持も考えていく必要がある』として、じつは明確には女性天皇を否定していないのです。二階さんは老練な政治家ですから、観測気球を上げて、安倍さんが傷つかないようにしながら、瀬踏みしたのではないでしょうか」

 

 愛子さまには、愛される天皇の素質が間違いなくある。

 


※元正天皇は父方を通じて男系の皇統にもつながっているが、「当時の律令では、『女帝の子』は男系ではなく女系で位置づけるべきと明文化していたことから、この場合は女系天皇と理解する」というのが高森氏の主張です。

(週刊FLASH 2016年9月26日号)

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