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小室圭さん、米NY州の「リモート司法試験」が結婚への最大の壁…“年収2000万円”弁護士への道
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.12.21 06:00 最終更新日:2020.12.21 06:00
秋篠宮家の長女・眞子さま(29)の婚約内定者・小室圭さん(29)が、米フォーダム大学のロースクールに入学したのは2018年の8月のこと。修了予定は、2021年5月だという。晴れて眞子さまと逢瀬を果たすまで、まだまだ先は長そうだ。
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「ニューヨーク州の司法試験は、毎年2月と7月にあります。小室さんの場合、5月にロースクールを修了すれば最短で7月に受験でき、試験結果が出るのは10月末です。合格したら、弁護士登録を申請し、資格を得るのは2022年1月と聞きます」(皇室担当記者)
ニューヨーク州弁護士で、米国企業や日系企業の法務に長年携わってきたリッキー徳永氏に、NY州の弁護士試験について聞いた。
「全体の合格率は7~8割ですが、油断すると不合格になります。小室さんも卒業してから2カ月は、みっちり勉強しないといけません。
米誌『U.S.News & World Report』の最新ランキングによると、フォーダム大ロースクールは全米で27位で、上位校といってもいいレベル。しかも、小室さんが選択しているJDコースには、留学生はほとんどいません。なので、英語ができることは前提です。成績が悪いと、落第することだってあります。
ただ、小室さんが現地の法律専門誌に投稿した論文を読むと、非常に高いレベルにあると思います。優秀な成績で学生生活を送っていることが垣間見えます」
しかし、世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大が、現地の司法試験にも影響を及ぼしている。
「新型コロナの影響で、2021年2月の試験はリモートで実施されることが決まりましたが、小室さんが受験するであろう7月の試験は、まだリモートになるかどうか、決まっていないようです。ちなみに2020年7月におこなわれるはずだった試験は10月に延期されて、リモートで実施されました。
対面試験とリモートでは、環境がまったく変わります。たとえば、受験者がカンニングをする可能性があるので、それを防ぐために厳しい制限が課せられます。
試験を受ける部屋には受験者が1人だけしか在室できないとか、パソコンのカメラをオンにしたまま受験中はかならず映っていなければいけないとか、多岐にわたる制限がかかります。まずは、こうした環境下で試験を受けることに慣れておかなければなりません」
厳しい試験を潜り抜けた小室さんがニューヨーク州弁護士になると、どんな待遇が待っているのだろうか。
「アメリカの弁護士1年めの平均収入は、約1600万円というデータもあります。1年めは “ロー・ファーム” と呼ばれる弁護士事務所に入るのが普通ですが、そこでの給料がその水準ということです。
ニューヨーク州弁護士の資格は、日本での弁護士実務では使えません。ただ、外国法事務弁護士という形で要件を満たせば、日本でも弁護士登録ができるようになります。
そのほか、企業の法務担当として働くという方法もあります。私自身、ニューヨーク州弁護士の資格を使って、企業の法務部で働いてきました。
キャリアの最初のころは経験を積む段階なので、平均的な収入しか得られませんが、小室さんは知名度もありますし、そのバックグラウンドを活かせば、高収入を稼ぎ出すこともできるかもしれません。
アメリカの大手弁護士事務所の幹部クラスになれば、ベース年収2000万円以上で、さらに数千万円レベルの出来高報酬を稼ぎ出すことも、けっして夢物語ではない世界なんです」
眞子さまと離れ、雌伏のときを過ごす小室さん。ニューヨーク州弁護士となり、“一発逆転” を成し遂げる日は来るのか――。
写真・JMPA