社会・政治
眞子さま「ご結婚問題」田中角栄なら、こうやって小室圭さんをあきらめさせる! 剛腕宰相の“カタ”のつけ方
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2020.12.24 20:49 最終更新日:2020.12.24 20:50
「母・佳代さんの元婚約者が金銭返還の要求を取り下げたことで、『ご結婚問題』も収束していくかと思いましたが、その逆の状況になっています。
日に日に国民からの反発が強まっており、12月24日にも宮内庁長官が、『説明すべき方がきちんと説明をしていくことが、きわめて重要』と述べ、何らかのアクションが求められている状況です」(皇室担当記者)
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秋篠宮家の眞子さまから、小室圭さんとの結婚を望む「お気持ち」が公表されてから約1カ月。国民の理解が得られるのは、まだまだ難しい状況だ。
さらに政府が、結婚して皇室を離れた女性皇族に「皇女」の尊称を贈り、特別職の国家公務員として公務を委嘱する制度を検討していることが明らかになり、国民感情はよりいっそう複雑なものになっている。
こんなとき、民意を味方につけ「決断力」と「実行力」を兼ね備えた名宰相「田中角栄」だったら、どう “カタ” をつけただろうか――。田中角栄内閣時代の1973年から約20年、自民党本部に勤めた政治アナリストの伊藤惇夫氏はこう話す。
「まず、角さんがこの事態を収めるなら、このまま眞子さまが小室さんと結婚して『一時金』を受け取り、一家を構えるということは、絶対にやめさせるでしょう。
思い出されるのが、1960年代から1970年代にかけての『日米繊維交渉』です。佐藤栄作内閣で、角さんが通産大臣に就任し、交渉にあたりましたが、輸出規制に反対する日本の繊維業者にカネをぶちまけて黙らせたんです。こういった事例から想像すれば、角さんがやったであろう “収め方” は2つです」
伊藤氏は、「『税金が原資である “一時金” に、国民は絶対に納得しない』と角さんなら考えるだろう」と続ける。
「1つめの収め方は、結婚はさせても、裏でカネを渡して、一時金は辞退、もしくは遠慮した形にすること。そのうえで小室さん側に、『皇室とのいっさいの関係を絶つ』と申し出させるでしょう。
もう1つの収め方は、結婚をあきらめさせるほどの額のカネを小室家に裏で渡すということ。繊維交渉でも、不満を持つ業者に対しては、カネできちっとカタをつけた。そうした “剛腕” が発揮されるはずです。
眞子さまと小室さんの結婚問題に角さんが直面したら、表と裏とをきちっと分けて、みんなが納得するような形で、落としどころを見つけられたと思いますよ」(伊藤氏)
剛腕がたたり、最後は “塀の中” に落ちてしまった角栄が知り尽くした、“グレーゾーン” の力。その力に頼ることでしか解決できないような、異常事態が起きている――。
写真・JMPA