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元レスラー馳浩議員が選ぶ「政界“喧嘩最強”ランキング」プロ出身に続くのは?

社会・政治 投稿日:2021.01.12 06:00FLASH編集部

元レスラー馳浩議員が選ぶ「政界“喧嘩最強”ランキング」プロ出身に続くのは?

 

 新年を迎え、政権発足から4カ月がたとうとしているが、菅政権の内閣支持率は30%台まで下落。2021年の政界も混迷含みで幕を開けた。こんなとき、「殴り合いの喧嘩」で、すべてを決したらーー。こんな本誌の疑問に快く答えてくれたのは、元レスラーで、自民党政調会長代理を務める馳浩衆院議員だ。

 

 

 格闘技ファンのみならず、永田町ウオッチャーも必見のランキング1位は、この男!

 

「現役政治家ならば、やっぱり須藤元気さん。若くてバリバリ。だから、俺は2位だな(笑)」

 

 42歳とまだ若く、2006年まで現役だった須藤氏が最強であることは、やはり揺るがないか。では、元格闘家であるこの2人を除いた政治家喧嘩最強は誰なのかーー。馳氏がランキングの3位にあげたのは、新型コロナ対策の陣頭指揮を執る、あの人だった。

 

「格闘技経験者である、東京大学ボクシング部出身の西村康稔さん。今でも週に何度か、記者会見が終わったあと、国会健康センターで熱心にサーキットトレーニングをやられているんです。58歳で、しかも現職の閣僚ならば、かなりハードですよ。

 

 私から見ても、西村さんはすごく追い込んでいますし、スタミナもキレも持ち合わせています」

 

 政界には、ほかにも格闘技経験者がいる。第4位は、かつて馳氏が師事した片山虎之助・日本維新の会共同代表だ。

 

「片山さんは柔道の高段者。私が参議院にいたとき、ずいぶん鍛えられました。芯の通った方です。5位は、京都大学相撲部主将だった太田昭宏さん。なかなかに強いはずですよ」

 

 マッチョぶりから、“ターミネーター” と呼ばれる馬淵澄夫衆院議員(60)はどうか。

 

「今でもジムでトレーニングをされています。馬淵さんは、健康状態という点では、野党屈指といえますね」

 

 自民党の中には、侮れない腕力を持つ政治家がまだいるという。本誌が2019年11月26日号で “リーゼント番長姿” を発掘したあの大臣も……。

 

「萩生田光一さんも、高校時代に喧嘩に明け暮れたという伝説も聞きますし、見るからに強そう。あと、櫻田義孝さんも忘れちゃいけない、空手と柔道の有段者。打たれ強いし、いつも姿勢が素晴らしい」

 

 菅義偉首相(72)も、法大空手道部副将を務めた有段者だ。

 

「執務室で、ときどき正拳突きをしているそうです。ストレスが溜まる、お立場ですから」

 

 そんな馳氏が中心となり、2020年11月に超党派の「格闘技振興議員連盟」が発足。前出の太田氏や、野田佳彦元首相など大物議員を集め、話題を呼んだ。取材中、なんと議連メンバーの須藤氏が、打ち合わせのため馳事務所に現われた!

 

「当選してすぐに、レスリングの大先輩である馳先生のところに行き、『格闘技振興議連をやりたい』と話をさせていただいたんですよ」(須藤氏)

 

 議連の活動は、「出身団体への恩返し」という意味もある。

 

「コロナ禍で、格闘技団体が補助金を申請しようとしても、まとまった組織がない。バラバラに、私や須藤さんのところに相談が来ている状況でした。そこで、スポーツ庁や経産省、厚労省と格闘技団体との間で、情報交換ができる場を作ることにしたのです。

 

 今後は、スポーツ界が抱える盗撮問題や、スポーツ虐待(シゴキ)、ハラスメント行為や不正経理防止のためのガイドラインを、各団体に作るように促す取り組みを進めていきます」(馳氏)

 

「いつか、国立競技場でイベントをやりたいですね。コロナ禍のなか、格闘技で勇気や希望を与えることができたらいいなと……」(須藤氏)

 

「朝倉海と須藤元気のカードは見たいな(笑)」(馳氏)

 

 もちろん腕力だけでなく、国会での白熱した論戦もお願いします! 次のページでは、政界 “喧嘩最強” ランキングを公開する。

 

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