社会・政治
メーガン妃&ヘンリー王子、王室離脱後の初インタビュー8つのポイント
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.03.09 09:30 最終更新日:2021.03.09 10:08
2020年3月にイギリス王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃が、3月8日(日本時間)、米CBSの独占インタビューに応じた。王室離脱後はじめてのメディア出演となり、メーガン妃と王室との衝突、子供への差別、自殺願望などさまざまなエピソードか語られた。番組では、妊娠中の第2子が女児だと明らかになったが、そのほか語られた内容を8つのポイントにまとめた。
【関連記事:メーガン妃、ネットフリックスと160億円で契約「子供番組作ります」】
(1)3日前におこなわれた本当の結婚式
2018年5月19日、各国のセレブや著名人が一堂に会しておこなわれたヘンリー王子とメーガン妃の結婚式だが、実は2人にとってこれは「2回目の結婚式」だった。結婚式の3日前、自宅裏でカンタベリー大主教とこっそりと挙式をあげていたという。
(2)王室から長男アーチーくんの肌の色を懸念する声が
アフリカ系アメリカ人の母と白人の父の間に生まれたメーガン妃は、2019年5月に長男アーチーくんを出産している。そのとき王室から、アーチーくんの肌の色を懸念する声が上がった。ヘンリー王子はこの件に関して「今後、この話をすることはない」と断った上で、「すごく苦しかった、ショックだった」と振り返っている。王室内の誰の発言なのかは不明だ。
(3)メーガン妃とキャサリン妃のトラブル
結婚式でフラワーガール(バージンロードで花嫁の前を歩く女性のこと)を務めたシャーロット王女のドレスをめぐり、王女の母キャサリン妃とトラブルに。かつて「メーガン妃がキャサリン妃を泣かせた」との報道がされたが、実際に泣いたのはメーガン妃だったようだ。「式の数日前、ケイト(キャサリン妃の愛称)はシャーロット王女のドレスのことですごく不機嫌だった。私もそのころは大変で、それがきっかけで泣いちゃったのよ」と、報道内容に困惑していたという。
(4)メーガン妃を襲う自殺願望
ヘンリー王子との結婚を機に、生活から「自由」が消えたと語るメーガン妃。「パスポートも免許証も車の鍵も、全部引き渡したのよ」と振り返り、心が不安定になったと明かす。自殺寸前まで追い込まれたメーガン妃は、少しでも気持ちを楽にさせようと、助けを求めまわった。だが、「どこに行ってもよくならなくて。いちばん経験も実績もある人に聞いても、一向によくならなかった」と苦悩の日々が続いた。
(5)ヘンリー王子の経済的孤立
メーガン妃とヘンリー王子が王室を離脱してからすぐに、王室からの経済的支援が打ち切られた。しかし、ヘンリー王子
の母であるダイアナ妃の遺産があり、「それがなかったらカリフォルニアに移住もできなかった」と語られた。
(6)王室のことを何も知らなかったメーガン妃
はじめてエリザベス女王に会ったときのことを振り返る場面も。女王へのカーテシー(位の高い女性に対して敬意を表す伝統的な挨拶)について、ヘンリー王子から「やり方、わかる?」と尋ねられるまで知らなかったと語るメーガン妃。「そのとき私ね、『でも、この方はあなたのお婆様でしょ?』ってヘンリーに聞いたの。そしたら『お婆様じゃなくて、女王様だよ』っ言われたわ」と驚きの発言も。「(カーテシーは)外でやるものであって、家の中でやることだとは思ってなかった」とも語り、慌てて練習したことを明かした。
(7)王室を離脱した理由は「必要なサポートを受けられなかった」
メーガン妃は、王室を離脱した理由について、必要なサポートを受けられなかったからだと明言。メディアからの厳しい批判や世論からの誹謗中傷について王室に相談した際も、「ノーコメントを貫け」と言われただけだった。ヘンリー王子も、メーガン妃をメディアから守るため王室を離脱したと語った。
(8)エリザベス女王との関係について
エリザベス女王との「不仲説」がたびたびささやかれてきたが、メーガン妃はこれを強く否定。王室離脱の際も、複数回にわたって女王が相談にのってくれたことを明かし、「女王はいつも私によくしてくれたわ。一緒に過ごした時間が恋しい」と振り返った。
今回のインタビューには、7億円以上の報酬が支払われたとの報道もある。アメリカで自由を得た2人の今後に、世界中から注目が集まっている。