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洗濯物から突如現れた「毒ヘビ」意外な場所で発見される
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.03.11 22:55 最終更新日:2022.12.07 18:22
オーストラリアのヘビ捕獲業者が、フェイスブックに一枚の写真を投稿し、話題になっている。写真のヘビは「酸素吸入器」に隠れているのだ。
クイーンズランド州に暮らす1人の少女が、洗濯した服をベッドルームに運び入れた。いつもどおり床に洗濯物を置くと、洗濯物の山から黒いヘビが現れた。驚いた少女が目を離した隙に、ヘビはどこかに消えてしまった。
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連絡を受けたヘビの捕獲業者「サンシャインコースト・スネーク・キャッチャーズ 24/7」のメンバーが捜索を開始すると、部屋に置かれていた青い酸素吸入器のなかでうねるヘビを発見した。
無事に捕獲され、野生に戻されたが、このヘビ、実は猛毒の「レッドベリードブラックスネーク」だった。主にオーストラリアの東海岸に生息しており、森や沼地、一部の都市部で目撃されることが多いという。
捕獲業者のスチュアート・マッケンジーさんは「これまでいろんなヘビのかくれんぼを見てきたけど、今回はダントツでビックリしたね」とコメントしている。
業者のフェイスブックには、「なんで吸入器に?」「私だったら気絶しちゃう」など、1200を超えるコメントが集まっている。
ヘビが多いことで知られているオーストラリアでは、過去にもまさかの場所で発見されてきた。
2016年、アデレードに暮らす住民は「冷蔵庫の下」からヘビを発見した。業者に捕獲を依頼したところ、そのヘビは世界で2番目に危険とされる毒ヘビ「イースタン・ブラウンスネーク」で、冷蔵庫の下に15個もの卵を産みつけていた。
2020年、トイレの水が流れにくいことに気づいた女性が貯水タンクを開けると、そこには4匹のヘビが。もっとも大きいものは1メートルを超えており、怯えた女性は友人に連絡し、なんとかヘビを追い出した。
日本でもヘビは人を驚かせる。
2020年、沖縄県那覇市を走るタクシーから110番通報があった。後部座席に座る女性客の足元にヘビがいたのだ。ヘビに足の親指をなめられていることに気づいた女性客が運転手に助けを求めたのだ。このとき捕獲されたヘビは沖縄県に生息していないことから、ペットが逃げ出した可能性が高いという。
神出鬼没のヘビほど恐ろしいものはない。