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東大卒の駐タイ大使がコロナ感染した「ナイトクラブ」の正体…“本番あり” で奥には “ヤリ部屋” まで

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.04.13 06:00 最終更新日:2021.04.13 06:00

東大卒の駐タイ大使がコロナ感染した「ナイトクラブ」の正体…“本番あり” で奥には “ヤリ部屋” まで

3月25日、在タイ日本大使公邸での式典に参加した梨田氏(写真はタイ国日本人会のFacebookより)

 

 コロナ禍で相次いで発覚する政治家や役人の “隠れ会食”。国民には「緊急事態宣言」で厳しく自粛を求めておきながら、その安易な行動には呆れるばかりだが、今度はタイから仰天情報が飛び込んできた。梨田和也駐タイ大使(60)が、バンコクのナイトクラブで、新型コロナウイルス感染したことが明らかになったのだ。

 

 

 在タイ日本大使館が明らかにしたところによると、梨田氏は3月25日に、日本人ら約10人でナイトクラブに行った後体調を崩し、検査の結果、4月3日に陽性と診断された。

 

 梨田氏は、東大在学中に外務公務員採用上級試験に合格。イラク大使や国際協力局長などの要職を歴任したあと、2019年11月に駐タイ特命全権大使の任に就いている。まぎれもないエリート外交官の “夜遊び” とは、どのようなものだったのか。現地警察関係者が、梨田氏のその日の行動を明かす。

 

「当日は、日本大使公邸で、ある地域の日本人会元会長らの外務大臣表彰式がおこなわれました。二次会で梨田氏は元会長、大使館員などと一緒に、トンロー地区にある高級日本料理店で会食しています。

 

 その後、一行は三次会で『クリスタル』というナイトクラブに向かいました。同店は当地で “コヨーテ” と呼ばれる、グレードが高い女性が接待する業態の店です。当然、会はおおいに盛り上がり、大使は閉店後も、なかなか帰らずに居座っていたようです」

 

 そんな「クリスタル」には、日本人客なら誰もが知る “裏の顔” があると明かすのは、現地風俗誌の編集長だ。

 

「じつは『クリスタル』には “裏メニュー” があるんです。表向きは女のコを連れ出してはいけない店ということになっていますが、それはあくまで建前。お金を渡せば “お持ち帰り” ができるし、さらにお金をはずめば、店内にある “そういうことができる” 専用のシークレットルームを利用できます。

 

『クリスタル』のオーナーと親しい人間は、『女のコとイチャイチャして感染したんじゃないの』と笑っていましたよ」

 

 梨田氏以外にも複数の日本人客が陽性と診断され、現在同店は閉鎖、従業員も隔離されたという。従業員が語る。

 

「店には連日、タイのメディアが取材でたくさん集まっています。お店周辺のトンローエリア一帯では、警官が物々しく大規模な検問をやっていて、PCR検査を一斉におこなっています。

 

 タイでは感染者数は減ってきていましたが、大使が店を訪れた3月25日には新規感染者が194人出て、感染拡大の流れにあったんです。周辺では、日本人への風当たりがますます強くなっており、『大使が悪い』という声が出ています」

 

「クリスタル」については、こんな悪評もある。

 

「そもそも、警察に賄賂を渡して朝まで違法営業をしているような店で、営業停止を求める住民運動も起きていました。今回、大使らが感染したことで騒ぎになりましたが、クラスターが発生したのは、これが2回めです」(近隣の住民)

 

 大使の安易な行動は、日タイ関係にも悪影響を与えている。その行動の軽卒さを厳しく指摘するのは、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏だ。

 

「コロナ禍で、感染の可能性がある場所に行くということは問題だし、こういういかがわしい場所に行くということが、そもそも大問題です。外交官としての倫理を問われます。

 

 しかも、大使館の下っ端ならともかく、特命全権大使は、日本の国家を代表しているわけですから、これはもう論外としか言えません。今回は、日タイ関係にも影響を及ぼしているので、政治の力で『大使として不適格である』ということで、やめてもらうしかありません」

 

 こうした批判に、外務省はどう答えるのか。電話で問い合わせた。

 

ーー大使が行った店は、性的なサービスなどのオプションがあると聞いているが?

 

「そのような店だという報告は受けておりません」

 

ーー大使は店の性質を認識していましたか?

 

「個人の認識なのでお答えできません」

 

ーーそのような店を訪れることに関して、外務省として適切と考えているのか?

 

「外務省は、それを判断する立場にありません。しかし、感染防止対策が不十分であったことは否めず、今後防止に努めていきます」

 

 まずは体調を回復させ、外交交渉の “本番” で力を尽くしてほしい。

 

(週刊FLASH 2021年4月27日号)

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