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【4月15日の話】からあげクン発売…すでに味は290種類、一番売れるのはなぜか岡山県
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.04.15 06:00 最終更新日:2021.04.15 06:00
1986年4月15日、ローソンのホットスナック商品である「からあげクン」が初めて店頭に並んだ。最初はレギュラー味のみで、1988年にレッド味が登場している。
ローソンの広報担当者に、発売当初について話を聞いた。
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「からあげクンは、『指でつまんで歩きながら食べられる』ことを目的にして、発売された商品です。当時はお惣菜のイメージが強かった唐揚げを、おやつとして食べられるように一口サイズで販売したことから、若者を中心にヒットしました」
発売当初のパッケージには、キャラクターの影も形もなかった。1990年に発売された2代目パッケージには、「からあげおやじ」をはじめ、多くの笑顔が描かれた。現在まで続くキャラ「からあげクン」が登場したのは、2003年の3代目からだ。
ちなみに、「からあげクン」と「からあげおやじ」の関係は、「からあげおやじは、からあげクンの育ての親にあたります」(広報担当者)とのこと。
レギュラー、レッドに続き、1994年にはカレー味も発売された。味の評判はよかったが、「店内のにおいが強い」と指摘され、結果として短命に。2003年にはチーズ味が登場し、新しい味として定着した。
「これまでコラボ商品含め約290種類の味を発売し、シリーズ累計は34億食以上(2020年8月時点)と、多くの方に食べていただいています。
また、おまけ情報なのですが、昨年の県別からあげクン売上ランキングは、1位・岡山県、2位・山口県、3位・和歌山県、4位・奈良県、5位・静岡県という結果となりました。
岡山県は以前から上位にランクインしているのですが、その理由はいまだにわかっておりません」(広報担当者)
写真提供:ローソン