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小室圭さんの「解決金払う」に母の元婚約者は困惑…「問題解決の段取りとして破綻」と専門家

社会・政治 投稿日:2021.04.15 11:00FLASH編集部

小室圭さんの「解決金払う」に母の元婚約者は困惑…「問題解決の段取りとして破綻」と専門家

 

「解決金をお支払いします」
 4月12日、秋篠宮家の長女・眞子さま(29)の婚約内定者・小室圭さん(29)の代理人である上芝直史弁護士から、小室さんの母親の元婚約者であるAさんサイドに届いたメールには、そう書いてあったという。同日、都内でおこなわれた記者会見でも、上芝弁護士は「解決金をお渡しする形で、この問題を終了したい」と述べた。

 

 

 Aさんの代理人は、困惑した様子でこう語る。

 

「それ以外、何の説明もありませんでした。Aは、2020年に『お金は返してもらわなくていい』と表明しています。これから、元婚約者や小室さん側と話し合うことになるでしょう」(Aさんの代理人)

 

 今回の騒動の発端は、4月8日。小室さんサイドから、母とAさんの金銭問題について、詳しく説明する文書が発表された。全28枚6万字超にもおよぶ該当文書で小室さんは、「借金ではないので、返済する義務はない」と改めて表明していた。そのわずか4日後に、手のひらを返した形になる。

 

 今回の小室さんの行動には、どんな理由があるのか。個人間の金銭をめぐるトラブルに詳しい市川巧弁護士は、首をかしげる。

 

「あの文書を出したうえで、解決金を払うと言い出すのは理解に苦しみます。文書で表明したことと矛盾し、何より元婚約者に混乱を与えます。結局、解決金を払うなら、そもそも、あの文書を出した意味がなくなってしまいます」

 

 小室さんが4月8日に出した文書の内容については、市川弁護士は理解を示す。

 

「あの文書についてだけ見れば、小室さん側の主張は伝わってきます。小室さんの母親とAさんとのあいだで、そもそも金銭消費貸借契約の要件である『金銭の返還の約束』がなく、小室さんの母がAさんから受け取ったお金は返す必要がないということを、具体的事実を挙げつつ、説明しているものです。

 

 これまでの小室さんサイドの主張と一貫するものでありますし、Aさん側の主張とは食い違いはあるかもしれませんが、法的に見ても筋は通っていると考えます」

 

 一方で、その書式については、解決金支払いの連絡同様、疑問を呈する。

 

「不可解なのは、一般の人が読むには長すぎることです。裁判用の文書でもなく、マスコミに公表されるとわかっていて出したにしては、異常な長さだと思います。注釈の位置が、各ページの下ではなく本文のあとにあり、まるで学術文書のようです。

 

 今回の問題の焦点は、まず4月8日に小室さんが公表した文書は誰に向けたもので、その後のメールについては、小室さんサイドとAさんサイドの間でどのようなやり取りがあって、解決金を払うことになったのか、ということでしょう。国民の理解を得るためのものとは、到底考えられません」(市川弁護士、以下同)

 

 小室さんの文書について、宮内庁の西村泰彦長官は「非常に丁寧に説明されていた」と評価するコメントをした。「文書は宮内庁に向けたもの」「2021年内に結婚」というシナリオも報じられているが……。

 

「あくまで一般論になりますが、返済の必要がないと主張していても、裁判で敗訴し、返済義務を負うケースは当然あります。でも今回は、自ら主張を変えてしまっている。小室さんサイドがひとりで主張を行ったり来たりさせていて、Aさんサイドは置いてけぼりにされて、困惑してしまっていますよね。

 

 あの文書を無意味にしてしまったことも含めて、問題解決に向けての進め方として、破綻していると言わざるをえません」

 

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写真・JMPA

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