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「ASKAのタマ取ったる」獄中の売人ヤクザが報復宣言

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2016.12.06 06:00 最終更新日:2016.12.20 14:31

「ASKAのタマ取ったる」獄中の売人ヤクザが報復宣言

 

「『懲役が終わって自分が出てきたらタマ取ったる。あいつはチンコロ(覚醒剤の入手先をばらす)したんだから』。ASKAにクスリを売って逮捕されたヤクザは収監前にこう話していた」(暴力団関係者)

 

 11月28日、覚醒剤使用の疑いで再び逮捕されたASKA(58、本名・宮﨑重明)容疑者は、じつは身の危険を感じていた。警察関係者が話す。

 

「ASKAは警察の『保護対象者』になっていた。ヤクザから狙われていることを自覚し、警察に相談していた」

 

 ASKAが恐れていたのは、ある暴力団幹部とその組織だった。

 

「ASKAにクスリを売って逮捕されたヤクザは、裁判では一貫して否認していた。ところがASKAはわざわざ裁判に証人として出てきて『この人からもらいました』と証言した。それはヤクザの論理では許されないこと。我々は覚醒剤を売るとき、事前に『チンコロしたらどうなるか、わかっているだろうね』と釘を刺して、バラさないことを約束させる。それを反故(ほご)にしたんだから」(前出・暴力団関係者)

 

 ASKAが逮捕されてから3カ月後の2014年8月、「新宿の薬局」といわれた暴力団の幹部が逮捕された。さらに組員も次々に逮捕され、組織は壊滅寸前に追い込まれた。翌2015年5月、組幹部には懲役6年、罰金200万円、追徴金153万円という重い判決が下った。

 

「ASKAの証言をもとに、警察はこの組を徹底的に追い込んだ。すでに懲役を終えて戻ってきた者もおり、ASKAを恨んでいる組員は多い」(同前)

 

(週刊FLASH 2016年12月20日号)

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