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女教師、同僚を刺し殺す…きっかけは「私のほうがあんたより優秀だわ」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.06.22 23:13 最終更新日:2022.12.07 18:35
子供たちとともに訪れたサマーキャンプで、悲惨な事件が起こった。指導員として同行していた女教師アレクサンドラ・オシポワ(22)が、ささいな口論の末に、同僚を刺し殺してしまったのだ。
6月22日未明、事件は起きた。ロシアの首都モスクワで開催されたサマーキャンプで、子供たちが寝静まったあと、オシポワ容疑者は相部屋の同僚(20)と酒を飲んでいた。
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同じ大学を卒業したこともあり、かねて親交のあった2人。だが、楽しい時間になるはずが一転、ささいな口論がはじまった。警察の発表によると、きっかけは「どちらが優れた教師か」というものだった。
酒に酔っていたこともあり、口論はエスカレート。ついにオシポワ容疑者は、部屋にあった調理用ナイフを手に取り、相手の胸部を複数回にわたって突き刺した。
まもなく救急隊が現地に到着するも、出血がひどく、被害者はその場で死亡が確認された。
騒ぎを聞きつけた関係者によると「オシポワはケンカについてほとんど覚えてないと言ってたわ。かなりの量を飲んでいたみたい」と証言しているという。
サマーキャンプは急遽打ち切られ、オシポワ容疑者は逮捕された。楽しいはずのサマーキャンプが一転、最悪の結末に。少なくとも「いい教師」ではないことを、自ら証明してしまったようだ。
写真・ロシアのSNS「フコンタクテ」より