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デジタル庁事務方トップの石倉洋子氏に早くも問題勃発…公式サイトが画像無断転載の嵐で批判殺到「著作権の意識ガバガバ」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.09.03 14:40 最終更新日:2022.01.11 07:43
9月1日、菅政権の目玉政策として発足したデジタル庁。その事務方トップ「デジタル監」を務める一橋大学名誉教授・石倉洋子氏の公式ウェブサイトが「パクリすぎ」だと話題になっている。
「私はデジタルの専門家でもエンジニアでもない。新しいことは一応やってみたいスタイルなので、初めてのプログラミングというオンライン講座の受講や、WordPressもやった。Pythonにもチャレンジしたが、今のところ挫折している状況です」
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デジタル庁発足の記者会見でこう語った石倉氏だが、たしかに専門家ではなかったようだ。石倉の公式ウェブサイト(*現在メンテナンス中)をのぞくと、商用画像が数多く転載されていることがわかった。
わかりやすいのは、1月17日に更新された「ものすごーい一日!」という記事。中央に「Shutterstock」と素材サイトの透かし文字やURLが入っており、無断転載であることが見て取れる。8月24日に更新された「予定二転三転。。」の記事では、写真素材サイト「PIXTA」の透かし文字が入り込んでいるため、こちらも無断だとわかる。他の記事でも、同様の事態が発生している。
「石倉さんがよく利用されている画像サイト『PIXTA』では、画像を購入する前にレイアウトや画質の確認ができるよう、透かし入りのサンプル画像を表示しているんです。今回記事で多用されていたのは、サンプルの方ですね。
PIXTAのHPは、サンプル画像はウェブサイトなど、あらゆる本使用に利用できないことを明記しています。無断使用についても、『著作権侵害および規約違反となり、別途賠償金・違約金などが発生いたしますので、十分にご注意ください』と警告しているのです。
ネット関係の著作権に関する意識が低いまま、画像を利用してしまったのでしょう」(ITジャーナリスト)
デジタル庁事務方トップである石倉のITリテラシーに、ネット上では失望の声があふれている。
《PIXTAの透かし入り… ちょっとコメントする気力が湧かないです。マッキンゼー、青学、一橋、慶應には、これを指摘できる人がいなかったと》
《石倉さんのサイトの件、本人は「え?だめだったの?」くらいの認識なんだろうな。無断使用や転載する人たちはそれが悪いことだとすら認識してないから著作権教育はほんと大事》
《デジタル庁の行く末が本気で心配》
《なお著作権の意識はガバガバな模様》
PIXTAの担当者が、ツイッターで石倉氏に直接ただしたことから、本人もあわててサイトをメンテナンス状態にしたのだろう。ツイッターは現在、鍵アカウントになっている。
当初、石倉氏には「ITのことが本当にわかっているのでは?」と期待の声が集まったが、まさかの著作権意識ガバガバ状態。今後が思いやられる。