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“小室眞子さん“記者会見を前に…上皇陛下のご学友3人がついに口を開いた「ご結婚に心から賛成できません」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.10.19 06:00 最終更新日:2021.10.19 06:00

“小室眞子さん“記者会見を前に…上皇陛下のご学友3人がついに口を開いた「ご結婚に心から賛成できません」

3年間のアメリカ留学を終え、帰国した小室さん。佳代さんの金銭問題はいまだにくすぶっている

 

「一人の人間としては、好きな人と一緒になるのが幸せなんでしょう。しかし、この場合は、無理な結婚だと思います。無理な結婚をしても幸せにはなれないでしょう」

 

 そう語るのは、学習院で初等科時代から上皇陛下のご学友だった眞田(さなだ)尚裕氏だ。

 

 前代未聞の婚約延期から3年8カ月。宮内庁は、眞子さまと小室圭さんが、10月26日に入籍することを発表した。眞子さまは皇籍を離脱し、「小室眞子さん」として、同日の記者会見に臨むことになる。

 

 

「2017年9月、眞子さまと小室さんの婚約内定が発表されると、世間は祝福ムードに包まれました。しかし、2018年2月に小室さんの母、佳代さんの金銭トラブルが報じられると、一気に風向きが変わりました。婚約は延期され、秋篠宮皇嗣殿下は『多くの人が納得し喜んでくれる状況』になることを、結婚の条件としてあげられました」(皇室記者)

 

 はたして今、お2人の結婚を「多くの人が納得し、喜んで」いるのか。本誌は、「皇室」という特別な存在を身近で感じてきた、上皇陛下のご学友3人に取材をおこなった。小学生のころから、“同級生” として上皇陛下と交遊を続けてきた彼らにとって、その令孫にあたる眞子さまのご成長は喜ばしいこと。「お幸せになっていただきたい」という思いは共通するものの、冒頭のとおり、今回のご結婚に複雑な思いを抱えていた――。

 

「私は、はっきり言って最初から小室さんは、皇室とご縁がないほうがいいんじゃないかと思っていました」

 

 と話すのは、明石元紹(もとつぐ)氏だ。明石氏は学習院大学卒業後も上皇陛下と親交を持ち、陛下が生前退位に関する「お気持ち」を表明された際も、事前に伝えられていた人物だ。

 

「2600年も続いてきた皇室は、政治や私的な問題とは別に、離れた高いところから国民を見てくださってきたと思っています。しかし、今回のご結婚は『好きな人と結ばれたい』という私的な思いを遂げられた結果です。これは一般の家庭と同じような物事の考え方なわけで、非常に残念に思います」

 

 今回のご結婚には、上皇ご夫妻の影響もあるという。

 

「上皇ご夫妻は、ご自分も民間と同じような家庭を持って生活をすれば、国民と一緒に喜び、悲しむことができる皇室を作れるのではないかとお考えでしたし、それを実践なさったと思うんです。そのおかげですばらしい皇室を築き上げられましたが、今度のご結婚は、それが行きすぎた結果ではないかと思います。上皇陛下のご内心はわかりませんが、当然ご心配はしていらっしゃるでしょう。それでも、自然にまかせるより仕方がなくなっていると思います」

 

 同じくご学友の鈴木琢二氏は、今回のご結婚に紆余曲折があったのは、秋篠宮さまご一家の「学習院嫌い」が遠因にあると考える。

 

「学習院を中心とする勢力、いわゆるアンシャン・レジーム(旧体制)に対し、秋篠宮さまご一家は強い抵抗感をお持ちのようです。眞子さまはICUですし、悠仁さまもお茶の水女子大学附属中学です。でも学習院には、皇室にシンパシーを持っている人間の割合が多く、同じ価値観や同じ生活レベルの方と出会える可能性が高いのです。結婚の一般論として、そのほうがうまくいきやすいでしょう」

 

 だが、ご結婚が決まった以上、眞子さまには、ニューヨークで新しい世界を切り開いてほしいという。

 

「1億2000万人が『バンザイ』といえる結婚が理想でしょう。でもそうではない。眞子さまは本当にお気の毒です。ただ、向こうにも日本人会がありますから、おつき合いする人をちゃんと選別できれば、バッシングとは無縁の新たな生活を送れるはずです。頑張っていただきたいですね」

 

 ご学友3人ともが、今回のご結婚に心からの賛意を示すことはなかった。皇室ジャーナリストの久能靖氏も、「今回のご結婚は皇室の伝統的なしきたりに大きな影響を及ぼす可能性がある」と語る。

 

「眞子さまは立派にご公務を務めてこられました。だからこそ残念でならないのは、天皇皇后両陛下に正式にご挨拶をされる『朝見(ちょうけん)の儀』をされないことです。佳子さま、愛子さまもご結婚されれば皇籍を離脱することになります。その際に、同じようにしきたりを無視されるようなことになってほしくありません」 

 

 小室さんがもたらしたのは、変革か、それとも――。

 

(週刊FLASH 2021年11月2日号)

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