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「かまど」を盗もうとしたカップル泥棒、ガス漏れに気づかず意識を失い、あっけなく御用

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.11.10 11:00 最終更新日:2022.12.07 18:23

「かまど」を盗もうとしたカップル泥棒、ガス漏れに気づかず意識を失い、あっけなく御用

ウィニペグ警察(グーグルストリートビュー)

 

 カナダに現れたマヌケすぎる泥棒が話題だ。盗もうとしたのは「かまど」。しかし、犯行途中、ガス漏れによって意識を失ってしまった。

 

 事件は10月30日に起きた。とある街にひっそりとたたずむ廃墟に、2人組の男女がやってきた。目的は、廃墟に放置されていた「かまど」だ。真っ暗な屋内で、2人はなんとか外して持ち去ろうと作業をスタートさせる。

 

 

 目撃者もなく、完全犯罪のはずだったが、このとき思いも寄らない事態になる。「かまど」からガスが漏れ出したのだ。作業に必死だった2人はなかなか気づかず、みるみるうちに部屋にガスが充満したという。

 

 ガスを大量に吸うと、頭痛やめまい、吐き気や倦怠感に見舞われる。意識を失ったり、最悪の場合は死にいたることもある。今回の犯人も同様に意識を失い、犯行現場に倒れ込んでしまった。

 

 犯人たちを救ったのは、現場に駆けつけた警官だ。廃墟に出向いたカップルを不審に思った目撃者が、警察に通報していたのだ。警官が廃墟を調べたところ、ぐったりとしている2人を発見。すぐさま外に引っ張り出され、しばらくして意識を回復したところで身柄を確保された。

 

 のちに逮捕されるが、不起訴処分となったことで、すでに釈放されているという。

 

 2人がなぜ「かまど」を盗もうとしたのかはわかっていない。事件の関係者も「どこかに持っていくつもりだったのだろうか」と腑に落ちていない様子。

 

 所轄のウィニペグ警察がこのことをフェイスブックで伝えると、多くの反響が集まった。

 

《あまりにも間抜けすぎるから不起訴になったのかな?》

 

《やってることは犯罪だけど、笑いを堪えられない》

 

《警察が来なかったら、最悪の結果になってたかもね。ひとまず助かってよかったじゃん》

 

「かまど」で温まろうとしたのかどうかは不明だが、わが身を危険にさらした、あまりにも恥さらしな泥棒カップルだった。

 

( SmartFLASH )

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