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天皇陛下ご級友が初めて語った「陛下はものすごい攻め将棋」社会・政治 投稿日:2017.03.05 12:00

天皇陛下ご級友が初めて語った「陛下はものすごい攻め将棋」

『東京朝日新聞(昭和15年4月9日)より』

 

〈光榮の御級友選ばる 感激する三十四名〉

 

 昭和15年4月9日付の東京朝日新聞の見出しだ。記事には、この前日、学習院初等科に入学した67人のうち、当時皇太子だった天皇陛下と同じ1年東組に編入されたご級友、34人全員の氏名が掲載されている。

 

 天皇陛下はどんな幼少期を過ごされ、現在の「象徴天皇」につながるお考えを持つに至ったのか。本誌は34人のご級友を可能な限り取材した。だが、高齢ということもあり、すでに亡くなった方や、病気療養中で取材を受けられなかった方も多い。

 

 そんななかで、5人のご級友が取材に応じ、陛下の知られざるエピソードを語ってくれた。

 

■「テニスかラグビーか」で口論

 

「初等科のころは、跳び箱が苦手だったのに、高等科では馬術やテニス、スキーとスポーツ万能になられました。陛下は努力の方です」と語るのは、鈴木琢二氏。文藝春秋に入社し、「週刊文春」ではデスクを務めた。

 

「負けず嫌いな一面をお持ちでした。私はラグビー、陛下はテニスをやっておられましたが、『ラグビーとテニスではどっちが男らしいか』と口論になったことがあります。陛下は、一歩も引かれませんでしたね」

 

■突っ込んでくる「攻め将棋」

 

 松代真田家の末裔である眞田尚裕氏は、入学時は西組だったが、その後、陛下と同じ組になった。

 

「初等科4年のとき、沼津での遊泳訓練を終えた夜に将棋を指しました。陛下はおとなしい温厚な性格でしたが、将棋となると別。ものすごい攻め将棋なんです。この対局を覚えていらっしゃったのか、浩宮さま(現・皇太子殿下)に将棋を教えに来てくれと、東宮御所に招かれたことがあります」

 

■「銀ブラ」でつかの間の自由

 

 陛下とは、お互いあだ名で呼び合う仲だったというのは、ジャーナリストの橋本明氏だ。橋本氏は、世にいう「銀ブラ事件」の「共犯者」でもあった。

 

「もう一人の友人と3人で銀座をぶらついて、高級喫茶店をハシゴしました。しかし無断外出だったため、20~30mおきに警察官が配置されて、散策できなくなって終了。あとでこっぴどく叱られましたが、陛下は本当に楽しそうでした。高等科の授業中、陛下は私に『世襲の職業は嫌なものだね』とおっしゃったことがあります。心から自由を求めているんだな、と感じました」

 

■級友にも隠し通したご成婚

 

 大橋満成氏は大学卒業後、北海道炭礦汽船の社員として勤務していた。

 

「陛下が北海道に来られたとき、洞爺湖でお会いしたんです。ご好物のカレーライスやカステラ、アイスクリームを一緒にいただきました。当時は、美智子さまとのご成婚前で、私もそのことについて聞きましたが、『まだまだ』と無関心なご様子でした。でも、その数カ月後にご婚約発表となったのです」

 

■ヴァイニング夫人の教え

 

 昨年夏、陛下から「お気持ち表明」について直接、伝えられたご級友の一人が、明石元紹氏だ。

 

「陛下のお考えの根底には戦後、家庭教師を担当したアメリカ人女性、ヴァイニング夫人の教えがあると思います。自分の意志を持ち、それに従って行動する。陛下はいつもその心構えを
お持ちなんだと思います」

 

 自らの力で象徴天皇像を模索されてきた陛下の強い心構えは、幼いときから不変だったのだ。

(週刊FLASH 2017年2月21日号)

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