社会・政治
小室圭さん、2度目の司法試験は「あと5点」…合格者が同情する特殊な環境「分かってない人たちに注目されてかわいそう」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.04.16 20:05 最終更新日:2022.04.16 20:23
秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんが、2月にアメリカ・ニューヨーク州で受験した司法試験の結果が4月15日、発表された。合格者の一覧に小室さんの名前はなかったことが、NHKなど複数のメディアに報じられている。
報道によると、留学などを支援してきた弁護士に合格点に5点足りず不合格だったと明かしたうえで、「次は7月に挑戦します。しっかり頑張ります」と伝えたという。
【関連記事:「あまりに誠意ない」東出昌大と小室圭さんへの批判が止まぬワケ】
「小室さんは昨年7月に受験するも、不合格。今回は “リベンジ” 受験となりましたが、またも残念な結果に終わりました。
試験委員会によりますと、今回はおよそ3000人が受験して合格率は45%だったということです」(全国紙記者)
「3度目の正直」を決意した小室さんだが、アメリカの司法試験で合格を勝ち取るのは、一筋縄ではいかない。本誌は、今回の司法試験に合格したAさんに話を聞くことができた。
Aさんは、小室さんとは違う会場となるニューヨーク州北西部で受験。合格のために、Aさんも寸暇を惜しんで、勉強に励んだという。
「一般的に日本人がアメリカの司法試験を受ける場合、ロースクールに1年間通い、卒業したら大体2カ月ほど、朝から晩まで詰め込み勉強をするわけです。
その2カ月間は、朝から晩までみんなずっと勉強しています。私の場合は朝8時~12時、13時~17時、そしてまた23時ぐらいまでやって寝る。ご飯を食べるとき以外はずっと勉強です。
小室さんはロースクールに3年通ったと聞いていますが、彼も卒業後は同じように勉強されていたのではないでしょうか」
たしかに小室さんは、米フォーダム大学の法科大学院のLLM(Master of Laws:法学修士)で1年学び、JD(Juris Doctor:法務博士)に編入して、合計3年間学んでいる。
しかし、一般的な日本人受験者と比べると、環境も特殊だ。
「日本人で受験する人は、おおよその場合、弁護士事務所に入って4~6年目ぐらいで、事務所の補助をもらいながら、アメリカのロースクールに留学します。
いわば、“受験慣れ” している人たちが多いし、留学というのは一種の “特権” なわけです。
ただ、小室さんは弁護士でもなければ、現地で仕事もされていたそうで……。“詰め込み勝負”のこの期間に仕事をしながら準備をされていたという点では、本当に大変だったと思います」
そのような状況のなか、“あと5点” というところまでこぎつけた小室さんだが……。
「400点満点中、合格点は266点とされています。エッセイ記述(200点満点)と7科目の短答式200問(200点満点)にわかれていて、短答式は100問3時間と100問3時間の計6時間で受けます。
合格率や合格点がぶれすぎないように、短答式は200問のうち各科目25問、計175問が採点の対象とされます。
なので “短答式をあと5問正解すれば合格だっと” と単純には言えませんが、あと5点というのは非常に惜しい結果だったと思います」
不合格の報道が取りざたされる小室さんについては、「気の毒ではある」と漏らすAさん。
「小室さんが受験するまでは、ニューヨークの司法試験結果がネットで発表されるなんて知らない人がほとんどだったと思うんです。
だから、『親戚の子が留学してるみたいだけど、合格しているかしら?』なんて気になる人にとっては、結果が誰にでもわかるということが知れた。これは、小室さんのおかげではないでしょうか。
でも、小室さんは日本でも弁護士になっていないし、アメリカに自費で留学してからの受験という特殊な環境に身を置いていますから、勉強の大変さをあまりよくわかっていない人たちから注目されるのはかわいそうではあります……」
7月の試験に再挑戦する予定の小室さん。試験を主催する「The New York State Board of Law Examiners」によると、複数回受験者の合格率は30%とかなり低い数字だが、“3度目の正直” は現実的かもしれない。
( SmartFLASH )