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吉野家「生娘シャブ漬け」発言で不買運動も…会見が吹っ飛んだ藤田ニコルには「かわいそう」の声

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.04.19 18:20 最終更新日:2022.04.19 18:24

吉野家「生娘シャブ漬け」発言で不買運動も…会見が吹っ飛んだ藤田ニコルには「かわいそう」の声

 

 牛丼チェーン大手「吉野家」の幹部の発言が物議をかもしている。常務取締役企画本部長である伊東正明氏が、早稲田大学の社会人向け講座で「生娘シャブ漬け」という衝撃的な言葉を放ったというのだ。

 

 ことの発端は、受講者によるFacebookでの告発だった。

 

《講師の吉野家の常務取締役企画本部長の方が、講義で性差別・人権侵害発言を連発。若い女性を狙ったマーケティング施策を「生娘をシャブ漬け戦略」と笑いながら何度も発言。「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば、絶対に食べない」だそう》

 

 

 この発言内容はたちまちネット上で広まり、「最悪」「もう買わない」など、“不買運動” にまで発展する勢いとなった。

 

《吉野家、もう買わない。酷すぎる内容にビックリしました》

 

《令和のマーケティング戦略とは到底思えない。それを大勢の前で金取って得意気に話してるの想像しただけでげんなりする》

 

《「一人で吉野家に来る女性」がどう見られるのかなって一瞬でも頭をよぎるようになってしまったの本当に最悪だな》

 

 吉野家は即座に謝罪文を発表したのち、4月19日には伊東常務の解任を発表。「人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することのできない職務上著しく不適任な言動があったため」として、「本日以降、当社と伊東氏との契約関係は一切ございません」と表明した。

 

「伊東元常務は、2018年、吉野家に招聘された元P&Gのマーケターです。今では見慣れた吉野家の『超特盛丼』などは、伊東常務の仕掛けで生まれた商品でした。

 

 とはいえ、今回の発言は厳しいものがあります。日本マクドナルドの創業者は『人間は12歳までに食べたものを一生食べ続ける』として、子供たちをターゲットにする戦略を取りました。伊東常務の発言も、言わんとしていることは似ていますが、伝え方があまりにも稚拙と言わざるを得ない。

 

 消費者だけでなく、自社商品さえもバカにしているように受け取られてしまいます」(広告関係者)

 

 伊東常務の発言を受け、とばっちりを食らった人もいる。19日には、藤田ニコルをゲストに招き、新商品である親子丼の発表会が開かれる予定だったが、急遽中止になった。

 

『めざまし8』(フジテレビ系)で、国際政治学者の三浦瑠麗氏は「ニコルさんが本当にかわいそうだなと思うのは、やっぱり若い女性だから。ちょっとバカな存在として、吉野家の常務に見られているというイメージがついてしまうと困る」と私見を語った。

 

 ネット上でも、藤田のイメージを案じる声が相次いでいる。

 

《新CM発表会見中止のところに藤田ニコルの名前があると、彼女が何かやらかして中止になったように見えてしまい、ホント気の毒》

 

《CM出てる藤田ニコルさんが可哀想です》

 

《にこるんは何も悪くないのにな》

 

 騒動は鎮火する様子を見せず、まだまだ広がり続けている――。

 

( SmartFLASH )

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