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岸田文雄首相 ロンドンで「キシダに投資を!」と豪語も失笑の嵐…「100兆円ふっ飛ばした男がよく言うわ」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.05.06 18:33 最終更新日:2022.05.06 18:36
日本時間の5月5日、岸田文雄首相(64)は英国・ロンドンの金融街であるシティで、自らが掲げる「新しい資本主義」の講演をおこなった。
講演の冒頭、「日本経済はこれからも力強く成長を続ける。安心して日本に投資をしてほしい。Invest in Kishida!(キシダに投資を!)」と強く訴えた。
「この『キシダに投資を!』発言は、2013年に安倍晋三元首相が発した『Buy my Abenomics(アベノミクスは『買い』だ)』を模したものです。
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しかし、当時と今の岸田政権では状況が異なります。岸田首相は就任早々に『金融所得課税の強化』などの方針を打ち出し、東証一部(当時)の時価総額を就任4カ月で約100兆円も下落させたことが話題になりました。国内の市場関係者からは『岸田首相は経済オンチ』と冷ややかな目で見られていたのです」(経済誌記者)
今回のロンドン講演についても、インターネット上では“失笑”の声が多く聞かれている。
《100兆円ふっ飛ばした男がよく言うわ》
《金融所得課税強化を口にして岸田ショックを起こしてしまった首相に投資しようという気は起きないと思いますが。》
《日本人も日本株買わなくなってるのに、岸田に投資を!てw 4ヶ月で100兆円飛ばした男が面白い冗談言いますね》
では、肝心の海外からは、今回の「キシダに投資を!」は、どのように見られているのだろうか。前出の経済誌記者が話す。
「米ロイターは『Japan is a “buy”(日本は『買い』だ)』と、岸田首相が訴えた部分は伝えていますが、冒頭の『キシダに投資を!』は触れていませんでした。
首相がいちばん趣向を凝らしたであろうメッセージは、届かなかったということでしょう。
さらに冒頭で『私が被爆地・広島出身の政治家だから』と“反核”を強調した一方で、経済政策では『既存の原発1基が再稼働すれば、年間100万tの液化天然ガス供給と同じ効果がある』と、原発再稼働を加速させる方針を打ち出し、講演全体に支離滅裂な印象が拭えませんでした」
岸田首相は、講演で日本経済には「大きなポテンシャルがある」と断言した。そのポテンシャルを生かすも殺すも、首相次第なのだが……。
( SmartFLASH )