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木更津でドーベルマンが2度めの脱走…専門家が批判「本来は風呂にもついてくる犬なのに」

社会・政治 投稿日:2022.05.13 14:03FLASH編集部

木更津でドーベルマンが2度めの脱走…専門家が批判「本来は風呂にもついてくる犬なのに」

 

「番犬」の逃走騒動に、住民が戦慄している。

 

 5月12日、千葉県木更津市で、一般家庭からドーベルマンが逃走した。先月に引き続き、2度めだという。ドーベルマンといえば、警察犬や軍事犬として活躍することもある、どう猛な大型犬のイメージがある。ただの飼い犬の行方不明とはワケが違うのだ。

 

 飼い主は「日曜日の午後1時半ごろまではいたが、午後2時半ごろにはいなくなっていた」と話している。体長1メートルほどの成犬1頭と、生後5カ月の子犬1頭がいなくなったという。

 

 

 保護団体は2度の脱走に、飼い主が使用していた柵やチェーンといった設備が整っていないことを指摘し、「飼育環境があまりにも劣悪」と苦言を呈した。

 

 もし市街にドーベルマンが逃げ込んだ場合、市民へも被害が及ぶのではないか。そう心配する声もあるが、ドーベルマンをこれまでに5頭飼ってきた、野村獣医科Vセンター院長の野村潤一郎獣医師は「そんなことはない」と強く反論する。

 

「そもそもドーベルマンって、200年前に税務署の集金人を守るために生まれた犬なんです。つまり、非常に飼い主の優秀なガード犬として生まれた犬種です。

 

 一般に猛犬というイメージがありますが、その本能が発揮されるのは、飼い主の敵にのみなんです。

 

 ですから、小動物や小型犬を襲うこともありません。たとえば、街にドーベルマンが出てきて、自分のペットの小型犬が襲われるようなことは想定しづらい。知能がとても高い犬なので、そういう無駄なことはしません。

 

 とはいえ、追い詰められて棒で叩かれたりすれば、もちろん反撃はします。こちらから攻撃しない限り、暴れまわることはありませんが……」

 

 では、捕獲方法は、どのようなことが考えられるのか。

 

「道でドーベルマンにばったり出会ったら、地面に座って、目線の高さを合わせ、手足をぶらんとして武器がないことを示す。おいで、と呼んで、お菓子を差し出す。

 

 それを食べてくれたらまたお菓子をあげ、体にちょっと触ってみる。さらにお菓子をあげつづける。敵意がなくて、犬に、危害がない人間だと教えることが一番です。あとは首輪をつければ、それで言うことを聞きますよ。

 

 必要なのは、警棒などの武具ではなくて、お菓子やジャーキーとリードだけです。

 

 むしろ、捕獲しようとして逃げられるのが一番怖いですね。ドーベルマンは、時速60キロの速さで走りますから、幅の広い道路などに出て、車が事故を起こすようなこともありえます。もちろん、人間の足で追いかけても意味はありません」

 

 野村獣医師は、猛犬のイメージからほど遠いドーベルマンの生態を解説するが、最後に、今回の騒動に関して厳しい指摘をする。

 

「ドーベルマンというのは、本来は脱走なんかしないんです。飼い主が車で逃げたって追いかけてくるような動物です。僕が風呂に入っているときはバスマットの上で待っていますよ。それくらい飼い主に対して忠誠心があついんです。

 

 一方、産後すぐに尻尾の切断手術と耳の整形手術をしないといけない。さらに、毎日洗面器2杯ぶんの餌を食べます。こうした費用がかさむのも事実です。

 

 先ほども言ったように、常に飼い主についてくる犬ですから、それにいちいち構わないといけません。

 

 ドーベルマンというのは、このように、非常に覚悟を持って接しないとダメなんです。ファッションではとても飼えません。今回の件も、ペットショップで買ってきたはいいものの、飼い主になりきれなかったんじゃないでしょうか。目を離したすきに逃げていたなんて、覚悟がまったく足りませんよ」

 

 2頭のドーベルマンの、一刻も早い捕獲が望まれる。

 

( SmartFLASH )

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