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乙武洋匡氏 参院選出馬表明前に“東京選挙区予測番組”に出演…野党の“ターゲットかぶり”を指摘していた

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.05.20 15:40 最終更新日:2022.05.20 22:28

乙武洋匡氏 参院選出馬表明前に“東京選挙区予測番組”に出演…野党の“ターゲットかぶり”を指摘していた

2016年、乙武氏は自身のスキャンダルについて本誌の取材に答えた

 

 5月19日、作家の乙武洋匡(ひろただ)氏(46)が自身のYouTubeチャンネルで、7月におこなわれる参議院議員選挙東京選挙区に無所属で立候補することを表明した。

 

 乙武氏はベストセラー『五体不満足』の著者として知られ、近年ではインターネットの報道番組で、司会やコメンテーターも務めている。

 

 

 参院選東京選挙区は、これまでに元「おニャン子クラブ」の生稲晃子(54)や「ファーストの会」代表の荒木千陽(ちはる)氏(40)などが立候補を表明しており、現職の蓮舫氏(54)、朝日健太郎氏(46)、山添拓氏(37)などと定数「6」を争うとみられている。現時点で、20人近い候補者の立候補が予想される“大激戦区”だ。

 

 じつは、乙武氏は4月21日にYouTube「選挙ドットコムちゃんねる」で配信された「参院選東京選挙区は大混戦! 予想される顔ぶれ20人を全員紹介! 残りはあの大物か……?|第124回 選挙ドットコムちゃんねる #3」という番組動画に出演していた。

 

 番組内では注目選挙区として「東京選挙区」の情勢予測をおこなっており、一緒に出演してるJX通信社・米重克洋氏が「当選ラインの目安は約50万票」「かなり読めない選挙区」と解説している。

 

 乙武氏は、生稲の出馬について「おニャン子クラブは小学校のころ全盛期だったんですけど、ご存知でしたか?」と共演者たちに質問し、「著名人候補と言われている割には、30代以下にはあまり響いていない感じ」と冷静に分析した。

 

 れいわ新選組代表の山本太郎氏(47)が衆議院議員を辞職して、参議院選挙に出馬表明したことにも言及。

 

 各政党の候補について「ややリード」「追い上げ」「続く」と情勢予測をしたスライドを表示した場面で、乙武氏は「いちばん気になる質問していいですか?」と切り出した。

 

 スライド上で「続く」に分類されていた「れいわ新人」のカードについて、乙武氏は「れいわ新人が(現在で立候補表明している)よだ(かれん)さんじゃなくて、山本太郎さんだった場合、カードをどこに置きますか?」と、米重氏に尋ねたのだ。

 

 米重氏が「追い上げ」のところに来ると予想すると、乙武氏は「ややリードではない?」と確認。「(れいわと)ターゲットがかぶる都ファは、太郎さん(に)来てほしくないでしょうね」と私見を述べた。

 

 乙武氏は、出馬表明と同時に政治家としての指針を「あきらめなくていい社会の実現」と掲げていた。事前の情勢予測で、自分のターゲットに“かぶり”がないと判断したのだろうか。

 

( SmartFLASH )

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