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山本太郎も鬼木誠も民主党も…参院選を待ち受ける「同名」問題、混乱必至!

社会・政治 投稿日:2022.05.23 20:00FLASH編集部

山本太郎も鬼木誠も民主党も…参院選を待ち受ける「同名」問題、混乱必至!

同姓同名が立候補する山本太郎氏

 

 5月中旬、今夏の参院選、比例代表での立候補予定者が報じられると、こんな声がSNSに投稿された。

 

《立憲の参院比例候補者に「鬼木誠」氏がいるのはびっくりです。衆院福岡2区選出の「鬼木誠」議員(自民)と全くの同姓同名だから》

 

 立憲民主党から立候補予定の鬼木誠氏は、自治労役員で、58歳の 新人。一方、自民党の鬼木誠防衛副大臣は、衆院議員として当選4回のベテランだ。

 

 

「同姓同名案件はこれだけではありません。NHK党は、参院選比例代表に、新人で会社経営の山本太郎氏を公認候補として擁立することを発表しています。

 

 れいわ新選組の山本太郎代表と同姓同名で、しかも同じ年齢。れいわの山本太郎氏は東京選挙区から出馬を決定したため、票が割れる危険性はいまのところありませんが、NHK党は、東京選挙区にも別の新人を擁立する計画を匂わせています」(政治部記者)

 

 同姓同名だけではない。国民民主党は、参院選比例区で使う略称を「民主党」に決めた。すでに立憲民主党も同じ略称を使うことを決めていたにもかかわらず、「民主党」の名前は譲れないというわけだ。

 

「両党は2021年10月の衆院選でもこの略称を使用し、得票割合に応じて振り分ける『案分』が362万票も発生しています。

 

 立民は小選挙区で48議席から57議席に伸ばした一方、比例での獲得議席を62議席から39議席に大きく落としましたが、原因はこの『案分』だとも言われているのです」(同前)

 

 2021年10月の衆院選島根1区では、立民の前職、亀井亜紀子氏と無所属の新人、亀井彰子氏の2人が立候補。漢字は違えど、3人中2人が同姓同名という混乱を招いた。

 

 SNS上には、こんな真っ当な意見も上がっている。

 

《選挙の、同姓同名とか政党の略称が同じになるとかはしょうがないにしても、候補者番号があってそれに補助的に丸つけるとか按分なんて事がが起こりにくい様には幾らでも出来ると思うんだけど、何でそうなってないんだろ?》

 

 自民党から生稲晃子氏、れいわ新選組から水道橋博士氏など、有名人の立候補に注目が集まるなか、「同名対決」からも目が離せない。

 

( SmartFLASH )

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