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超お嬢さま「安倍昭恵」卒論は「ミャンマーの寺子屋教育」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2017.04.12 12:00 最終更新日:2017.04.12 12:13

超お嬢さま「安倍昭恵」卒論は「ミャンマーの寺子屋教育」

『2014年、日本武道館で薙刀を披露』

 

「2006年からの安倍第一次政権時代、昭恵夫人の経歴を『聖心女子専門学校卒』と書いたメディアに、官邸スタッフが、『経歴から“専門学校”を外してほしい』と言ったことがあった。聖心女子学院で、4年制の大学に進まないのはわずか1割以下。昭恵夫人は、学歴コンプレックスを感じていたのだろう」(あるジャーナリスト)

 

 物語の主人公は、安倍晋三首相(62)の昭恵夫人(54)。1962年、森永製菓創業家の長女として生まれた。良家のお嬢様が通う聖心幼稚園に入園し、エスカレーター式で聖心女子学院初等科、中等科、高等科と進んだ。その後、聖心女子専門学校英語科へ。小中高の同級生が、当時を振り返る。

 

「けっして出しゃばらない人でした。森永製菓のお嬢様ということは、みんな知っていましたよ。そのころは地味な学校で、将来は結婚して、家庭に入るのが当然という雰囲気がありました」

 

 専門学校を卒業し、電通に就職。上司の紹介で父・晋太郎氏の秘書を務めていた晋三氏と出会った。最初の待ち合わせに8歳年下の彼女は30分遅刻したが、3年後には結婚。自民党幹事長、内閣官房長官と、スピード出世した夫とともに、2006年には44歳の若さでファーストレディに。

 

 だが、「アッキー」の愛称で親しまれる一方で、昭恵夫人のコンプレックスは深まるばかりだった。

 

「当時本人は『首相夫人として何をやればいいかわからなかった』と言っていて、ニコニコすることしかできなかった。各国のファーストレディの華麗な肩書に圧倒されているようだった。でも、ブッシュ大統領夫人に、『自分が得意なことをやればいい』とアドバイスされ、『気が楽になった』と話していた」(前出・ジャーナリスト)

 

 だが2007年、晋三氏が突如辞任。昭恵夫人はどん底に突き落とされたが、晋三氏が再登板するまで5年間、劣等感を振り切るような行動に出る。そのひとつが大学院への進学だった。2009年、彼女は、立教大学大学院に入学する。

 

 彼女はNPO、NGO論などを学び、周囲には事業や団体などを立ち上げる人が多かったという。大学院の同級生は、「リベラルな人が集まっていて、昭恵さんのなかで、自民党政治への懐疑の目が育まれたのだと思います」と話す。

 

 修士論文は、「ミャンマーの寺子屋教育と社会生活――NGOの寺子屋教育支援」と題したものだった。そして彼女は、「大学院修了」という最終学歴を得る。

 

 もうひとつ、熱を上げたのが「神社めぐり」だ。昭恵夫人は、2014年から始めた首相公邸チャンネル「安倍昭恵の幸せのカタチ」でこう語っている。

 

「主人が総理を辞めて、本当に落ち込んで、他人が笑っているのを見られないぐらいの精神状態だったとき、ふと、『神道』だと思ったんです」(2015年7月17日、「神道に魅せられて…」編より)

 

 2012年には、東京・神田に居酒屋「UZU」をオープン。『古事記』に登場する女神「アメノウズメ」からとったものだ。「家庭内野党」を自負し、自民党へ向ける懐疑の目と、日本の伝統への傾倒。一見、相反しているが……。

 

 反原発活動や防潮堤問題などで、昭恵夫人の水先案内役を務めた、ジャーナリストの横田一氏が苦言を呈する。

 

「非常に感受性が強い方ですが、飽きっぽく冷めやすいところがあるんです。原発問題では、当初考えと行動が首尾一貫していましたが最近は、原発発言は減り、熱は冷めたようです」

 

 悪気はないのかもしれない。だからこそ、夫は手を焼いてしまう。

 

「お嬢様特有のおおらかな性格で、物事を深く考えない。森友学園の名誉校長になったことも、『どうしていけないの?』と、深刻さが理解できない様子だった。安倍首相は『脇が甘すぎる』と怒っていた」(官邸担当記者)

 

 自宅では1階と2階で別々に寝起きする夫婦ともいわれるが、離婚しないのには理由がある。夫人の知人が明かす。

 

「安倍家は名門政治一家。姑の洋子さんから小言をもらうことが多く、家庭内では気づまりだった。安倍さんの首相復帰後は、完全に仮面夫婦。『離婚を考えたことはないの?』と聞いたら、『外国に行けばVIPだし、どこに行っても特別待遇。首相夫人を謳歌できると考えれば、離婚するつもりはまったくない』という答えが返ってきました」

 

 コンプレックスを克服したかにみえる公人・アッキーの暴走が始まっている。

(週刊FLASH 2017年3月28日、4月4日号)

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