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小池百合子都知事は「口だけ」…太陽光パネル義務化案で “公約ゼロ実現” が再びやり玉に!リコール求める声も
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.05.26 06:00 最終更新日:2022.05.26 06:00
ネット上にあふれる「リコール」の声、声、声。怒りの矛先が向けられているのは、小池百合子東京都知事だ。
《小池、勝手にやるな!リコールだ》
《小池百合子が変なのは以前からだが、それを押しとどめるべき都議会が機能しない。知事も都議会も全員リコールだ!》
いったいどういうことか。
「小池都知事は、現在、都内の新築住宅に太陽光パネルの設置を義務化しようとしています。住宅価格が高くなることから、専門家をはじめ、都民からの反対意見も多い。
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また、明治神宮外苑の再開発にともない、樹齢約100年の樹木1000本を伐採する計画を承認したことで、小池都知事への批判が高まっているのです」(全国紙記者)
だが、この2つの問題だけで多くの人が「リコール」を求めているわけではないという。
「小池都政は、2016年の都知事選に圧勝してスタートしました。知事選では『待機児童ゼロ』『残業ゼロ』『満員電車ゼロ』など『7つのゼロ』を公約として掲げましたが、1つとして実現されなかった。
また、『情報公開は東京大改革の1丁目1番地』と言いながら、公開文書は真っ黒。築地市場の豊洲移転を直前になって独断でストップし、大きな混乱を招いただけでなく、巨額の税金を無駄にした。
にもかかわらず、移転を止めた意思決定のプロセスについて情報開示を求められると、『情報、文書が不存在であると。それはAI(人工知能)だから。政策決定者である私が決めた』と答えたのには唖然としました。
新型コロナウイルス対策にしても、大した成果はありません。この6年間、いったい何をしてきたんだと批判されても仕方ないでしょう」(同)
もちろん、ネットの声も厳しい。
《小池さんにとって公約なんか選挙の時だけなんだろうなぁ なぜこの人が二期目を務めているんだろう》
《小池都知事は1期目で掲げた公約を2期目になっても何一つ達成していないのに、こんなこと(編集部注:太陽光パネル義務化)やり出すとは正気の沙汰とは思えない。どうしてこの人がぶっちぎりで当選するのか東京、不思議でしょうがない…》
だが、リコールとなると、ハードルは高そうだ。
「有権者の一定数の署名があれば、解職の是非を問う住民投票をおこなうことができます。東京の場合、人口が多いので150万筆超を2カ月以内に集める必要があり、現実的には非常に難しい」(同)
過去、市町村長のリコールが成立したことはあるが、都道府県知事のリコール成立例はない。小池都知事の任期はあと2年――。
( SmartFLASH )