社会・政治社会・政治

玉城知事「ゼレンスキーです」発言に失望の声相次ぐ「この人が主張する9条ってなんだったの」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.05.26 16:05 最終更新日:2022.05.26 16:08

玉城知事「ゼレンスキーです」発言に失望の声相次ぐ「この人が主張する9条ってなんだったの」

沖縄復帰50周年の記念式典に出席する玉城知事(写真:UPI/アフロ)

 

 沖縄県玉城デニー知事が、5月25日、米軍基地問題に関する会議が始まる際に「(ウクライナ大統領の)ゼレンスキーです。よろしくお願いします」と挨拶。直後に「すいません。冗談です」と撤回した。

 

 その後、「ウクライナの状況を軽んじていることは毛頭ない。誤解を招く発言だったことについてはおわびしたい」と謝罪したものの、“失言” として波紋を呼んでいる。

 

 

 26日、『めざまし8』(フジテレビ系)に出演した元衆院議員の金子恵美氏は、「今まさに戦争の最中にあって命を懸けている、その国の大統領を引き合いに出すっていうのは、政治家として許されない、センスのないことだと思います」と厳しく批判。

 

 ネット上でも、この発言への批判が多く寄せられている。

 

《まずジョークとして全く面白くないし、意味がわからない。こんなんでみんなが笑ってくれるとも思ったのだろうか》

 

《ウクライナを守るために命がけで戦うゼレンスキーを引き合いに出すあたり、この人が主張してた沖縄の平和とか、9条を守るとかなんだったんだ》

 

《どうして政治家は、公の場で思い付きで冗談を言いたがるのでしょうか?》

 

《沖縄だって過去には戦場になって犠牲者がたくさん出てるのに、他国に同じ事をされたらどう思うのか考えないのか?》

 

 2022年5月15日は、沖縄が本土に復帰して50年。玉城知事もそれにあわせ、沖縄の未来像や国際情勢について発言を重ねてきた。

 

「玉城知事は、『平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書』をまとめ、基地ゼロの実現を主張する人物。“平和の島”が彼の目指すところでしょうが、戦争の最中にある国のトップの名前を冗談で出すことは、県民の信用を失うことにつながる。

 

 発言を取り消しても、今後、彼の平和への訴えが軽薄なものと受け取られないか懸念されています」(地方紙記者)

 

 どうして誰も得しないような発言をしてしまったのだろうかーー。

 

( SmartFLASH )

もっと見る

今、あなたにおすすめの記事

社会・政治一覧をもっと見る