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林芳正外相がコロナ感染! 外国人入国者数引き上げ当日の“バッドタイミング”に心配&水際対策緩和への不安の声
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.06.01 19:35 最終更新日:2022.06.01 20:16
6月1日、外務省は、林芳正外務大臣が新型コロナウイルスに感染したと発表した。朝から発熱があったためPCR検査を受け、陽性が確認された。最短でも6月11日まで、自宅療養を続ける方針だという。
「林外相は、5月にはソウルで韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)新大統領と会談し、直後にドイツでのG7外相の会合に出席するなど、外国を飛び回っていました。
おりしも政府は、6月1日から1日あたりの外国人入国者数の上限を2万人に倍増させる、新型コロナウイルス水際対策の緩和に踏み切っています。なんとも悪いタイミングとなってしまいました」(政治部記者)
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林芳正外相のコロナ感染発覚に、SNSでは心配する声が多くあがっている。
《林大臣、総理と同じくらい外国にいき、多くの要人たちとあっていたから、どこかでコロナに感染したとしてもおかしくない》
《あちこち飛び回ってたからね、外国。そしてマスク無しで握手して言葉を交わして。
やっぱりマスクは必要なんじゃないの?って思うよ》
《水際対策措置緩和が始まるタイミングで。何という偶然でしょうか》
《あれ? 感染するリスクが減ってきたから、いろいろと制限解除してるんじゃなかったのかな?》
6月10日からは、外国人観光客の受け入れも、2万人の枠内で再開することを政府は決定している。この点を不安視する声もSNSでは見られた。
《受け入れるのは良いけど例えばマスクとか日本人と外国人で考え方全然違うのをどうするつもりなんだ》
《海外からの旅行者は街中や公共交通機関でマスクをせず自由に闊歩する姿を見た子供たちは、自分達に照らし合わせてどう思うのだろう》
岸田文雄首相は、外国人受け入れ再開に先立ち、現在おこなわれている感染防止対策などを検証するための「実証事業」の結果を踏まえ、6月7日にガイドラインを公表する予定だ。その直前に、外交を担う政府の責任者が新型コロナに感染するというのは、なんとも皮肉な話だ。
( SmartFLASH )