社会・政治
「西郷隆盛の玄孫」が「維新の会」から参院選出馬!「西郷どんが泣いてるわ」「維新の功労者の子孫を擁立」と賛否渦巻く
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.06.08 15:31 最終更新日:2022.06.08 15:43
6月6日、西郷隆盛の直系5代めで玄孫(やしゃご)の西郷隆太郎氏(39)が、鹿児島県庁で記者会見をおこない、日本維新の会から、夏の参院選比例代表に立候補すると表明した。
隆太郎氏の妻・歩美氏(37)も、参院鹿児島県選挙区に無所属で立候補すると表明。歩美氏は、2017年の東京都議会議員選挙で都民ファーストから出馬し、当選。その後、東京維新の会に所属を変えた、元都議だ。
【関連記事:大阪を副首都に…「日本維新の会」の公約案に京都府民が憤慨「大阪ごときが出る幕はない」】
「隆太郎氏の祖父は、第2次佐藤栄作内閣で法相を務めた西郷吉之助氏。隆太郎氏は2021年から、自民党での出馬を模索していましたが、色よい返事を得られませんでした。そこで、妻・歩美氏の縁で、日本維新の会からの出馬を打診。『西郷なら維新』ということで、馬場伸幸共同代表から了解を得ました」(政治部記者)
隆太郎氏は、西郷隆盛の教えを後世に伝える活動をしているという。2022年1月27日には、自身のFacebookで、1月23日に「西郷隆盛翁新暦誕生祭」を開催したことを高らかに誇っている。
《先祖隆盛は、195歳となります。本日の誕生祭を通して西郷隆盛の精神を学びその精神を活かす道を問い、健全な社会構築に寄与することができればこの上ない幸せであり、西郷隆盛も喜ばれると思います》
隆太郎氏が参院選に出馬するという報道を受け、ネット上では賛否が渦巻いた。
《西郷どんがあの世で泣いてるわ。日本国民の生活なんて二の次で結論ありきのカジノ推進で精一杯の維新の会から出馬てどやねん》
《維新が九州で候補を擁立する意義は大きい。特に旧薩摩藩で維新の功労者の子孫を擁立となると、俄然注目が高まるだろう》
《長州方に復讐したいのかな?と薄ら思ってしまったが》
《参議をやめて内閣を飛び出た西郷隆盛の経緯からすると、西郷家の子孫が政治家になろうとすることに違和感を覚える人もいるのでは》
相次ぐ有名人の参院選出馬表明。ついに「偉人」の子孫まで、担ぎ出される時代となったのか……。
( SmartFLASH )