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「乳がんは仮病」神奈川県二宮町の女性町議が訴えたハラスメントに批判殺到「政治がよくなるはずがない」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.06.15 13:28 最終更新日:2022.06.15 14:09

「乳がんは仮病」神奈川県二宮町の女性町議が訴えたハラスメントに批判殺到「政治がよくなるはずがない」

神奈川県二宮町の街並み(写真・時事通信)

 

 またしても女性に対する “セクハラ発言” が取りざたされてしまったーー。

 

 神奈川県二宮町の女性町議が、男性議員3人からハラスメントを受けたと訴えたことから、同町議会は6月14日、全員協議会を開き、見解を公表した。

 

 女性議員は、男性議員1人から腰に手を回されるなど身体的接触を受けたこと、乳がんの手術で一時療養していた際に、別の男性議員2人から「仮病と思われる」などと発言されたと主張。

 

 

 神奈川新聞などによると、町議会は、前者について「事実があったとするまでの確信は持てないものの、訴えを否定するものではない」とし、後者に関しては「病名病状が心身に大きな苦痛をもたらす中で『仮病』という言葉を用いたとすれば、人権を損なう発言をしたと捉える」とした。

 

 その上で、「(女性議員が)自ら問題解決、環境改善を求めたことは勇気ある行動で、議会として再発防止に取り組まなければならない」と結論づけたが、ハラスメントの事実認定はされなかった。

 

 男性議員らの行動について、ネット上では「事実なら大問題」と批判が殺到している。

 

《もし本当ならこんな奴がなぜ議員なんかやってるの?》

 

《こういう人たちが議員してるんだから、そりゃ政治も良くなるはずない…と思ってしまう》

 

《言い方が良いかはわからないけど、相手の女性も議員なわけで、ハラスメント受けた時に泣き寝入りしないで戦う可能性は一般人より高い。その相手に対してやるってことは、自分より弱い立場の人間なんかには何してるか恐ろしい》

 

 女性議員は、3月の全員協議会でハラスメント被害を訴え、同議会は「町議でつくる調査チーム」を発足させ、聞き取り調査を実施していた。読売新聞によると、男性議員はほとんどの行為を否定したという。

 

 真相は不明だが、ハラスメントをなくすまでには、まだまだ長い時間がかかりそうだ。

 

( SmartFLASH )

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