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生稲晃子は「ごはん行きた~い」、今井絵理子は恋人不在…本誌が目撃した「女性タレント候補、参院選汗だく現場」

社会・政治 投稿日:2022.06.28 06:00FLASH編集部

生稲晃子は「ごはん行きた~い」、今井絵理子は恋人不在…本誌が目撃した「女性タレント候補、参院選汗だく現場」

生稲晃子(左)、今井絵理子(右)

 

「自民圧勝」の前評判で、今ひとつ盛り上がりに欠ける参議院議員選挙。そこに背水の陣で挑むのが、かつて芸能界やスポーツ界を賑わせたタレント候補だ。彼女らの選挙戦を覗くと、爽やかな笑顔の裏に隠された“事件”の数々が垣間見えた。

 

「今回、最も注目を集めているのは、自民党から出馬した生稲晃子。元おニャン子クラブのメンバーで知名度は高く、街頭演説では女性有権者から熱烈な声援を受けていました」(全国紙記者)

 

 

 ところが、内輪からは厳しい指摘が噴出している。

 

アイドル気分が抜けていないというか……。演説の調子がディナーショーふうなんです。声に力がなく、風に流されて響かない。原稿も覚えられない。それに選挙戦は、一分一秒でも多くの有権者に訴えかけ、ハードな動きをしないといけないのに、夕方になると『ごはん行きた~い』とか言いだす始末で……」(選挙関係者)

 

 不安の声は、自民党内部からも聞こえてくる。

 

「おニャン子クラブといっても、わかるのは若くて40代後半。自民党内部からも、『思ったよりも票が伸びない』という声が聞こえてきます。安倍晋三氏らを応援演説に投入するなど、テコ入れに必死です」(政治部デスク)

 

 現職組では、同じく自民から比例区に出馬した、元SPEEDの今井絵理子が「タレント候補」筆頭だろう。

 

 5月に鹿児島で骨盤骨折をする事故を起こし、車椅子姿で遊説していたが、怪我が回復してきたのか、6月24日には松葉杖姿に変わっていた。

 

「車から降りるのもひと苦労なようで、お付きの女性サポーターが必死に支えていました。帰り際には両脇を抱きかかえられるなんてことも」(居合わせた有権者)

 

 2017年に、元神戸市議の橋本健氏との不倫を『週刊新潮』に報じられた今井。所属している麻生派内では現在、その不倫相手との再婚の噂まで流れている。実際に、選挙前にはその橋本氏が、今井の車椅子を押す姿が複数回目撃されていた。だが今回、選挙運動を支えるスタッフのなかに、橋本氏の姿は見えないという。恋人が帯同しない“ぼっち”姿は寂しく見えたーー。

 

 一方、野党も負けてはいられない。松野明美は、日本維新の会から比例区に出馬。元五輪ランナーだけあって、走りながら支持を訴えるという独特のスタイルを貫いている。ところが、このマラソン遊説、どうやらかなりの“暴走気味”のようで……。

 

 彼女の演説のスケジュールを秘書に尋ねると、困惑気味に回答があった。

 

「じつは私も今日、彼女がどこを走っているか知らないんです。松野さんは旦那さんと“二人三脚”でやられていて、私にもスケジュールが伝わってこないんですよ…」

 

 陸上選手時代、ゴールの直後には力を使い果たして倒れ込む姿が印象的だった松野だが、本人に選挙戦の“完走後”を尋ねると、「もちろん、ぶっ倒れます!」という返答が。暴走しすぎて完走前に倒れないといいが……。

 

 愛媛選挙区に、立憲民主党の推薦で出馬したのは、『くちびるヌード』のヒット曲でブレイクし、歌手や女優として活躍した高見知佳。

 

「地元でも当時を知らない有権者が多く、タレントとしての知名度を十分に生かせていません。現職与党議員を追いかける形となる高見さんですが、愛媛県は自民党の支持層も厚く、苦戦を強いられています」(政治部デスク)

 

 24日の街頭演説では、地元愛媛の名物「鬼王丸」の前でガッツポーズを取っていた高見だが…。

 

「事前告知をしていたここでの演説にも、集まったのは10人ほど。地元の新居浜市などでは、もう少し知名度があると思うのですが……」(聴衆)

 

 4選を目指す現職について「相手は組織的に強い。本当に難しい選挙」と語っていた高見。果たして、強敵を倒し、“鬼退治”なるか。

 

「女たちの参院選」の戦いの行方はーー?

 

( 週刊FLASH 2022年7月12日号 )

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