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れいわ山本代表 30年ぶり「メロリンQ」解禁! 「ウルトラC」「みっともない」賛否両論
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.04 17:34 最終更新日:2022.07.04 17:37
7月3日、参院選(7月10日投開票)の東京選挙区から出馬している、れいわ新選組の山本太郎代表が、JR錦糸町駅前で街頭演説。約30年ぶりに「メロリンQ」を披露する一幕があった。
山本氏は、応援スピーカーとして「元祖放送禁止物体ミスターX君」と紹介され、黒いマントで全身を覆い隠した姿でステージに登場。激しい音楽が鳴り出すとともにマントを取ると、黄色いスイミングキャップにピンクのバスローブ姿でダンスを披露した。だが、バスローブは取らずにマイクを握ると、「ここまでだよ! ここから先は、総理になってからだよ!」と絶叫した。
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山本氏は、高校生時代の1990年、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の人気企画「ダンス甲子園」で、スイミングキャップに海パン1丁、全身にオイルを塗りたくった姿で登場。「メロリンQ!」と叫び、鮮烈な芸能界デビューを飾っていた。だが、俳優、政治家として活動していく中で、「メロリンQ」は封印していたはずだった。
今回、その封印を一部、解除したわけだ。街頭演説で山本氏は、「自称16歳メロリンQ、47歳山本太郎への応援演説でございます」と語りだした。「16歳メロリンQから見て、47歳山本太郎、彼の気持ちが手に取るように分かる。この国に生きる人々が経済的に安定してるっていうものが崩壊してしまえば、自分ひとりが安泰であったって何の意味もない。たぶん、そう思って行動してると思うんです。だから山本太郎を応援したい」と、支持を訴えた。
「山本氏は2021年秋に当選したばかりの衆院議員を辞職し、今回の参院選で東京選挙区から出馬しています。山本氏自身が語っているように、『この参院選が終わったら3年間、国政選挙がない』という危機感が山本氏にはあります。と同時に、今回の参院選で3議席を獲得できれば、非改選2人と合わせて5人となり、れいわ単独で参院で法案を提出できるようになります。参院で党単独で動けるようにするため『メロリンQ』の封印を解いたのでは」(政治部記者)
Twitterでは、「メロリンQ」がトレンド入りし、れいわ新鮮組公式チャンネルの動画は約16万回再生(7月4日15時現在)され、ネット上では、30年ぶりの「メロリンQ」解禁を歓迎する声が上がった。
《ウルトラCキターーーーーッ!!》
《総理大臣 山本太郎のメロリンQが見たい》
《素直に応援できるキャラクターではないけど結構若者には響くことを言っている様子》
《16歳のメロリンから47歳の山本太郎への言葉は、グッと来るものがあったなぁ》
一方で、山本氏のド派手なパフォーマンスを批判する声も多く上がった。
《みっともない》
《決してパフォーマンスに頼る人を信じてはいけない》
《ただ目立ちたいだけとしか見えないのだが》
《あのメロリンQを解禁する時点で相当選挙がヤバイんでしょう》
「山本氏は、意見のまとまらない野党連合についても危機感を抱いています。参院選の中盤情勢では、東京選挙区で山本氏が1議席、比例で1議席を獲得できそうですが、比例で2議席当選をはたすためには、まだ票の上乗せが必要です」(同前)
30年以上前のギャグが、どこまで今の若者に響くのだろうか。
( SmartFLASH )